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長野グアテマラの研修員が松川町のリンゴ園へ 農山村の活性化学ぶ
国際協力機構(JICA)の研修事業で来日している中米のグアテマラの研修員十七人が、二十五日から二泊三日の日程で松川町を訪れている。 一行は同国のウニオン・カンティニル市など四市の市長や議員、生活改良普及員、大統領府職員など。それぞれの市の事業に、農山村の活性化につながる生活改善活動を採り入れるきっかけにしてもらおうと、今月十七〜三十日に研修が行われている。 日程のほとんどがJICA筑波(茨城県つくば市)での講義で、現地に出るのは松川町だけ。休日に松本城見学など観光を楽しんだ一行は、松川町に到着すると早速、町内の若手農業者でつくる若武者の会副会長の矢沢靖人さん(36)が丹精するリンゴ園を視察した。 二十歳で就農した矢沢さんが約一ヘクタールの園で年間三トン近いリンゴを出荷する状況を説明。一行は「リンゴ栽培技術は誰から学んだのか」などと質問していた。 この後、町役場で昼食を挟みながら、若武者の会やグアテマラの紹介をし合って交流を深めた。生活改善については、元生活改良普及員の米山由子町議が講師となって二日間の講義をするほか、フルーツガーデンの視察などで研修を深める。 (須田唯仁) PR情報
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