コンビニ大手のファミリーマート（東京）は１５日、壱岐市芦辺町に「壱岐芦辺店」をオープンさせた＝写真。コンビニ大手の県内離島への出店は初めて。壱岐市内の２４時間営業店は別のコンビニ１店だけ。ファミリーマートは、競合店が少なく、夜間需要も見込めると判断したという。

　壱岐芦辺店は店舗面積約１７７平方メートル。豆腐や野菜などもそろえ「ミニスーパー」の役割も担う。コンサートやスポーツ観戦のチケットを購入できる端末、２４時間対応の現金自動預払機（ＡＴＭ）を備える。

　ファミリーマートは、３年以内をめどに壱岐市にさらに４店舗出店する計画。８月には対馬市に県内離島２号店をオープンさせる予定という。

＝2016/07/16付 西日本新聞朝刊＝