成田空港 強風で一時閉鎖 ダイヤに大きな乱れ
成田空港では、午後2時すぎから風が強まった影響で、管制塔から管制官が避難して2本ある滑走路が1時間余りにわたって運用を停止し、午後5時の時点で、国際線・国内線合わせて122便が欠航するなどダイヤが大きく乱れています。
国土交通省成田空港事務所によりますと、成田空港では、風速が25メートルを超えて管制塔の揺れが大きく管制業務ができなくなったとして午後2時20分、2本ある滑走路のいずれも運用を停止しました。当時、管制塔にいた管制官10人は、安全確保のため管制塔の下にある事務室に避難したということです。午後2時55分に管制官が管制塔に戻り、滑走路の点検などをへて、午後3時半ごろ、滑走路2本とも運用を再開しました。
この影響で、成田空港会社によりますと、午後5時の時点で、成田空港を発着する国際線・国内線合わせて122便が欠航し、成田空港に到着する予定の国際線・国内線合わせて21便が別の空港に目的地を変更したほか、出発・到着のいずれも大幅な遅れが出て、ダイヤが大きく乱れています。
成田空港事務所によりますと、成田空港で管制官が管制塔から避難した例は、5年前の東日本大震災がありますが、強風では、昭和53年の開港以来、初めてだということです。
この影響で、成田空港会社によりますと、午後5時の時点で、成田空港を発着する国際線・国内線合わせて122便が欠航し、成田空港に到着する予定の国際線・国内線合わせて21便が別の空港に目的地を変更したほか、出発・到着のいずれも大幅な遅れが出て、ダイヤが大きく乱れています。
成田空港事務所によりますと、成田空港で管制官が管制塔から避難した例は、5年前の東日本大震災がありますが、強風では、昭和53年の開港以来、初めてだということです。