モンペの罵詈雑言と、ずさんな「人権派」弁護士……丸子実業高校いじめ自殺の真実

2016年5月4日 22時00分 (2016年5月6日 09時00分 更新)
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 福田の丹念な取材が解き明かしたのは、部活内の陰湿ないじめと、それを隠そうとする事なかれ主義などではなく、「モンスター」として横暴に振る舞う母親と、彼女の抑圧によって自殺に追い込まれた裕太くん、「人権派」といわれる弁護士のあまりにもずさんな仕事ぶりだった。司法の判決によって、母親、弁護士の主張は退けられ、学校、バレー部側は全面的な勝利を収めた。しかし、ありもしない「いじめ」をでっち上げられ、高校時代をめちゃくちゃにされたバレー部員、そしてその保護者、学校が失った時間や心に負った傷の代償は計り知れない。そして何より、裕太くんが戻ってくることはない。
(文=萩原雄太[かもめマシーン])

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