「ニットの女王」ソニア・リキエルさん死去

「ニットの女王」ソニア・リキエルさん死去
ヨーロッパを代表するフランスのファッションデザイナーで「ニットの女王」とも呼ばれたソニア・リキエルさんが、25日、パリ市内で亡くなりました。86歳でした。
リキエルさんは1930年、フランスのパリ近郊で生まれ、1968年にみずからのブランド「ソニア・リキエル」を立ち上げました。特徴的なデザインのセーターなどが人気を集め、のちに「ニットの女王」と呼ばれるようになりました。2012年には「ソニア・リキエル」を一流ブランドに成長させたことなどが評価され、フランスの芸術文化勲章の最高章「コマンドゥール」を受章しました。

リキエルさんは、80歳を過ぎてからも第一線で活躍してきましたが、パーキンソン病が原因で、25日、パリ市内の自宅で死去しました。86歳でした。

オランド大統領は25日、「女性の自由な生き方を築き上げた彼女のスタイルは世界中で認められ、今後も生き続けるだろう」という声明を発表しました。