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【リオ五輪】
表彰式で君が代を歌う金メダリスト、4年前から激増 男子体操団体は大声で熱唱、バドミントン「タカマツ」はそろって目に涙を溜め… あの大物の発言で物議
17日にはレスリング女子の3階級で日本勢が優勝し、1会場で1日3回も君が代が流れた。48キロ級の登坂絵莉は日の丸が掲げられると感極まり、思わず号泣しながらも君が代を斉唱。58キロ級の伊調馨、69キロ級の土性沙羅も余韻をかみしめるように歌った。翌日の63キロ級で金メダルに輝いた川井梨紗子も涙を流しながら歌っていた。
バドミントンで日本初の金メダルを獲得した女子ダブルスの高橋礼華、松友美佐紀は、そろって目に涙を溜めて歌った。
君が代をめぐっては、7月3日の日本人選手団の壮行会で、東京五輪・パラリンピック組織委員会会長の森喜朗元首相が「どうしてみんなそろって国歌を歌わないのでしょうか。国歌を歌えない選手は日本の代表ではない」とあいさつ。これを一部メディアが批判的に伝え、物議を醸した。
金メダリストたちは森氏の「お願い」に従った-というわけではないだろうが、選手たちが君が代を歌う姿は感動的だ。4年後の東京でもそんな姿をたくさん見たいと願う国民は多いだろう。
(五輪速報班)
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