蹴球探訪
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【大リーグ】ドジャースの前田、野茂に並ぶ1年目13勝2016年8月25日 紙面から ◇ドジャース9−5ジャイアンツ野茂に並んだ! 大リーグは23日、各地で行われ、ドジャースの前田健太投手(28)は、地元ロサンゼルスで首位攻防となるジャイアンツ戦に先発。5イニング6安打3失点と粘投し、チーム最多の13勝目(7敗)を挙げた。メジャー新人で13勝は、1995年ドジャースの野茂英雄らに並ぶ日本投手の歴代4位。ナ西地区首位のド軍は9−5で勝ち、2位ジ軍との差を2ゲームに広げた。マリナーズのイチロー外野手(42)はロイヤルズ戦に6番右翼で先発し、4打数無安打。マリナーズの青木宣親外野手(34)はヤンキース戦の9回に代打で出場し、中直で1打数無安打だった。 「ノモマニア」の言葉を生んだ大先輩と肩を並べた。5回は盗塁を挟む2安打で3−3の同点に追い付かれ、なお2死二、三塁。前田はペンスを内角高めの91マイル(146キロ)直球で空振り三振に仕留めるとガッツポーズで雄たけびを上げ、グラブをたたくと、もう一度大きくほえた。 5回で103球を費やし、4四球は今季最多タイ。それでも、共同電などによれば、前田は「制球が良くなかったが、甘くならないように、球数をかけて打ち取った方がいいと思った」と冷静だった。「(5回は)同点で切り抜ければ、点を取ってくれると思った」。言葉通り、その裏に味方打線が2得点。野茂と並ぶメジャー新人で13勝目をゲットし、「味方に助けられた」と笑った。 「フェルナンドマニア」の言葉を生んだ、伝説のOBの背中も見えた。今季の投球回数141イニング2/3はチーム最多で、同2位のカズミアーは故障者リスト(DL)入り。前田が1981年のフェルナンド・バレンズエラ(192イニング1/3)以来、35年ぶりの「新人でド軍最多の投球回数」を達成する可能性が高くなり、米スポーツサイトのSBネーションは23日、前田を「ミスター・リライアブル(頼りがい)」と称した。 PR情報
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