ＳＭＡＰ５人集合　解散発表後初のスマスマ収録

　解散を発表したＳＭＡＰが２４日、東京・青海のフジテレビ湾岸スタジオで「ＳＭＡＰ×ＳＭＡＰ」の収録を行い、１４日の解散発表後初めて５人が集合した。

　スタジオ周辺には報道陣や女性ファン、フジの情報番組のクルーなどが朝から集結。午前９時４５分から１時間半ほどの間に、草なぎ剛（４２）、木村拓哉（４３）、稲垣吾郎（４２）、香取慎吾（３９）、中居正広（４４）の順に、それぞれ別の車でスタジオ入りした。

　木村だけは車の助手席に座り、サングラスをかけた横顔がガラス越しに確認できたが、他の４人はカーテンやスモークガラスで覆われた後部座席に座っていた。メンバーが乗る車に向かって手製の応援ボードを掲げるファンの姿も見られた。

　この日はリオ五輪柔道金メダリストのベイカー茉秋選手（２１）をゲストに迎え、２９日放送分の看板コーナー「ビストロＳＭＡＰ」などの収録が行われた。

　ＳＭＡＰは１月の解散騒動を何とか乗り越えたものの、メンバー間の溝は埋まらず。一度はグループ活動休止という方針を打ち出したが、今月１０日、休暇でハワイにいた木村を除く４人がジャニー喜多川社長と面談し、一転、解散が決まった。

　ハワイで解散を知らされた木村は２２日に帰国し複雑な心情を吐露。このような状況で５人そろっての収録が可能なのか、注目されていた。