こんにちは!りこぴんです♪ ふだんパソコンを使ってデスクワークや家事をして「肩こり」が気になりませんか?「最近なんか体調が悪くて」こんな方は何かしらの病気のサインを出している可能性が?今日は肩こりについて取り上げてみたいと思います。
肩こりをバカしないで!病気のサインを出している?
「イタっ!」「うっ!イタタタタ・・・(>人<;)」
30代から40代の8割の人が肩こりに悩まされているといわれています。
パソコンに長時間向かってほぼ同じ体勢で作業をしていると、肩こりを感じやすくなります。肩こりのほとんどは疲労からくるもの。ひどくなると手で少々もんでもカチコチに固まってしまう、そんな方もいると思います。
「揉んだり湿布をしたり、整体・マッサージにも通っているのに、肩こりが治らない」
そんな肩こりには、なにかしらの病気が潜んでいる可能性があるとか。左肩がこるタイプの人、右肩だけがいつもこるタイプの人とでは、大きな違いがあるんです。
特にこのどちらか一方の肩だけがいつもこるという人は、その肩こりが危険信号を出している可能性があるので、単なる疲れで放っておかないでくださいね。
筋肉が緊張していたり血の巡りが悪いだけでなく、関節、頚椎、その周囲の組織が炎症を起こして肩こりになったり、胆石、狭心症といった病気が肩こり・首こりという症状として現れていることもあります。
ただの肩こりではない恐ろしい病気からくる症状ということも!(;゜0゜)
なぜ肩がこるの?肩こりの仕組みとは?
単なる肩こりの場合、首から肩を通り背中にかけてつながる僧帽筋(そうぼうきん)が関係していて、同じ姿勢をとり続けると、筋肉の血行が悪くなり老廃物がたまり易くなります。
その老廃物がたまってくると、筋肉も硬くなり弾力を失い、それが肩こりの症状として出ているんです。
やはり老廃物をためるのは体によくないんですね。
老廃物を体の外へ押し出す効果的な方法については、先日の記事を参考にしてくださいね。↓
単なる肩こりと、病気を疑う肩こりの違いとは?
単なる肩こりの場合、すこし横になって休んだり、体勢を変えてみると肩こりの症状が緩和されます。
それが寝ていても、どんなに体勢を変えても一向に緩和せず肩こりが続いた場合、内臓疾患の可能性があるので、専門の医療機関へ行って、お医者さまにきちんと診てもらいましょう。
チェックするポイント
1.首が回らなくなる、腕が上がらなくなる。
2.右側、あるいは左側の肩、肩甲骨など、同じ部分がいつも痛い。
3.ある動作や体勢をとると痛む。
4.腕や脚がしびれる。
この中で当てはまる症状はありますか?うーん、微妙だけどちょっと気になるなぁ、という方は、ひどくなる前に対処してくださいね。
首こりや肩こりと関連する病気はなに?
肝炎などの肝臓疾患
よく「沈黙の臓器」といわれ、症状が悪化してしまうまで自覚症状がないのが、肝臓疾患です。これが原因で肩こりの症状が出てくることが多いです。
右肩が痛い、右側の肩甲骨あたりまでパンパンにはって痛い場合は、肝炎など、肝臓疾患が潜んでいる可能性がありますよ。
胆石、胃腸の病気
右肩、背中が痛い場合、胆石の可能性があります。
胆石は日本人の10人に1人がもっている、ありふれた病気です。実際私の母親や周りにもけっこう経験者がいますからね。
特に女性は要注意。男女比では男性のおよそ2倍、女性のほうが胆石になる率が高いそうです。女性の中で右肩ばかり痛むという方は、早めにお医者さまに診てもらいましょう。
ちなみになぜ胆石で右肩がこるかというと、体の右側に胆嚢があるからです。
また胃腸が悪いときも、肩がこりやすくなります。特に背骨と肩甲骨のあたりに痛みを感じたら、胃腸が弱っているのかもしれませんよ。
狭心症などの心臓病、心筋梗塞
特に運動をしたわけでもないのに、左側の肩が異様に痛くなったり背中がこったり、胸にかけて痛い、左手の小指が痛いという場合、狭心症などの心臓病や心筋梗塞の疑いがあります。
頚椎ヘルニア
肩こりと同時にしぶれを感じる場合、頚椎ヘルニアが疑われます。頚椎の間にある椎間板が加齢などでつぶれてはみ出てくると、首や肩、腕が痛んだりしびれが生じてきます。
糖尿病
肩甲骨の下の辺りが帯状にこるという特徴があります。
会社の健康診断で血糖値に異常が見あたらない場合でも、体の中は、過剰にとりすぎた糖分が分解されず、代謝できない状態が数年も続くと、だんだんと血糖値が上がっていき、肩こりだけでなく糖尿の症状が出てきます。
糖尿病になってしまう前に体が「糖分を取りすぎると危ないですよ!」と警告してくれているわけなんですね。
肺結核、肺がん
あまりにもひどい肩こりが続く場合、肺結核や肺の病気の可能性があります。
肺がんの初期の症状として、咳や痰が出たり、肩こりや背中の痛みが上げられます。大きく呼吸がしづらい分、肩の筋肉がこり固まってこわばりが出てくるんです。
更年期障害
更年期障害によりホルモンバランスが乱れと、肩こりの原因になります。
一見すると関係ないようですが、ホルモンバランスが乱れると自律神経も同時に乱れてしまうからなんです。自律神経は内臓の働きにも影響をあたえ、体のいたる部分をコントロールするために重要な存在。
その自律神経が乱れてしまうと、体のコントロールがおかしくなってしまうんですね。
更年期障害というと、40代後半の女性に多いイメージがありませんか?じつは最近では早いと20代後半から30代でも、更年期障害に悩む方が増えているそうです。また女性だけでなく男性でも更年期障害になる方も・・・
ちょっとこれを聞いてゾクっ!としたというあなた!
そうです、私も含め、あなたも他人ごとではありませんよ^^
体だけじゃない!こころの病気、うつ病も
実はうつ病でも肩こりになることがあるんです。
仕事や家庭のストレスなどからくるうつ病は、年々ふえています。100人いたら3人~7人が一度はうつ病になるということですから、これもストレス社会にいて他人ごとではないですね。
うつ病のからだに起こる症状として、肩こり、吐き気、食欲不振、頭痛、めまい、下痢、便秘などがあります。
ふだんの習慣を変えてみよう!
ここまでで怖い例もたくさん上げましたが、病気ではなく、ふだんの生活で肩こりになっているかもしれませんよ。
人間にはいろんなクセがあるもの。傘やかばんをもつ手がいつも決まっていませんか?そういう方は、できるだけ片側に負担をかけないように、交互にもつように心がけてみてくださいね。
また重い荷物をもたなければいけない場合は、左右の重さが均等になるように。日常生活のなかで両肩をバランスよく均等に使うよう意識してみましょう。
最後に
どうしても肩こりの原因がわからない方は、一度整形外科を受診してみて、単なる一般的な肩こりなのかどうかを、お医者さまに診てもらってくださいね。
ご自身だけでなく、肩こりで悩んでいるあなたのご主人や奥さん、彼氏・彼女、会社の同僚やお友達がいたら、どんな症状なのか詳しく聞いて、一緒に今回上げた例と照らし合わせてあげましょう。なにかのお役に立てたらいいですね!
少しでもコメントで絡んでいただけたらうれしいです(*≧∀≦*)
最後までお付き合いくださり、ありがとうございました!りこぴんでした♪