女優の、のんさんがLINE BLOGをスタートしました! 11月12日公開のアニメーション映画『この世界の片隅に』の主演声優を務めたのんさんに、ブログのことや近日リリース予定ののんさんオフィシャルLINEスタンプの制作秘話についてうかがってきました!

――LINE BLOGを始めていただきまして、ありがとうございます! これからどんなことを書いていきたいですか?
楽しく、季節ごとのイベントに合わせた、お祭りみたいなブログを書いていきたいです。
――楽しみにしています! のんさんは趣味もたくさんあるそうですが、最近は作曲もされているんですよね?
はい。最近始めたんです。ギターは前からやっていたんですけど、ここ一カ月で作曲も始めまして、ちょっと曲がたまってきています。
――作曲はどうやってできるようになったんですか?
適当に押さえたことのあるコードを使って、作ってみています。
――それで作曲ができちゃうなんてすごい。音楽はどういう系統を聴かれるんですか?
シンディ・ローパーやレベッカが好きです。女の子のパワフルな感じが好きで。
――なるほどー! LINE LIVEでもギターを弾きながら歌ってほしいですね!
やってみたいです! あとラジオみたいな企画番組もやりたいです。コメントを募集して、来たものについて話すとか。
――ぜひ! LINEがらみのお仕事だと、近々、のんさんのLINEスタンプを発売されるそうですね!
そうなんです。こんな感じで自分でスケッチブックにイラストを描きました。


――キャラクターがいろいろいるんですね!
アフロが目印なんです。名前は私と同じ、のんちゃん。
――どうしてアフロに?
ぐるぐるしている感じがかわいいかなと思って(笑) カツラもキャラクターなんです。ジェニファーという名前にしました。くるくるの感じが外国人っぽいかなと。この三本線の名前はまだ決めかねています。三坊とか…

――ねこもかわいい!
この子は猫のねっこです。クマはぐりずりぃ。

――強い感じですね!
名前自体は怖いのに、ひらがなにするとなんとなくずるずるして、弱そうなのが面白いかなと思って、ひらがなの”ぐりずりぃ”にしました。
――最初はケンカして戦うんだけど、仲よくなるっていう設定ですか?
のんちゃんが従えるっていう感じです。
――子分になるんですね(笑) ストーリーになっているスタンプって楽しいし、使いたくなりますよね!
すごい研究しました!
――一番気に入っているイラストはどれですか?
この右のイラストです。陽気なとき、機嫌がいいとき、いろんなシーンで使えるので一番おすすめです!

――会話の中に脈絡なく送っても面白いかもですね(笑) イラストは前から描かれていたんですか?
好きで、描いてました!
――グッズ展開もできそうでいいですね~。
グッズにしたいです! それでカツラ祭りとかやりたいです。
――どうしてそんなにカツラが好きなんですか?(笑)
うふふ(笑)
――このスタンプはどんな方に使ってほしいですか?
子どもっぽいものやキャラクターが好きな人に使っていただきたいです。小学生がパンツを振り回して遊んでいる、みたいなイメージのキャラクターなので。子どもってそういうことしますよね。お母さんのブラジャーで遊んだりとか(笑) そういう子ども心が好きな方にぜひ使ってほしいです。

――そして、のんさんが主演声優を務めるアニメ映画『この世界の片隅に』についても教えてください。昭和20年の広島が舞台、戦時中のお話ですね。声優のお仕事は初めてではないそうですが、今回やってみていかがでしたか?
初めてではないんですけど、こんなにがっつりやるのは初めてでした。
――どのあたりが最初は緊張されました?
ヘッドフォンをつけて、立ってずっと演じなければならない、ということも最初はあまりわかっていませんでした。ふだん(女優のとき)は自分の体の全部を使って演技しているので、衣装を着ることやセットに入ることで、自分の五感を使って演技できるんです。それが声優さんだと声だけ。声だけで表現するってこんなに難しいことなのか、と思いました。
――女優さんだと外側から作っていくこともできますもんね。
そうなんです。あと、息の使い方ですね。呼吸を感じさせる声、たとえば「あっ」って驚いている息を入れたりするのも、自分の中にない世界観で、その中での演技なので難しかったです。
――確かに。声だけで驚きや怒り、感情を表現するって難しそうです。この、すずという役はどんな女の子だと思って演じられましたか?
すずは戦争という大変な時代の中にいるんですけど、でもふつうに生活をしなければならないんです。みんな、意外に淡々としっかり生活していて、その描き方がすてきだなと思ったので、そういう部分を大切にしたいと思いました。

――戦争がテーマの話ではあるんだけれど、そこでの悲惨さだけを描いているお話ではないんですよね。
そうですね。私も戦争を非日常だと考えていたんですけど、原作を読ませていただいて、そうではなくて、日常の中にそういうことが舞い込んでくるんだ、ということがわかりました。そしてその生活がとても良いものなんだと、それが伝わってくるのが素晴らしいと思いました。
――また公開日が近くなったら、じっくり作品について語っていただく記事を掲載したいと思っているのですが、現時点でどんな映画なのか、ひとこといただけますか?
――楽しみですね! では最後に、ブログを読まれる読者の方へメッセージをお願いします。
ブログには、役者のお仕事のことはもちろん、創作することが好きなので、曲を作ったこととか、絵を描いたことも書いていこうと思っています。これから楽しいブログを目指してがんばりますので、みなさんぜひ読んでください!
――楽しみにしています。ありがとうございました!




『この世界の片隅に』公式サイト
のん 公式ブログ
「創作することが好き!」と言うのんさん。ご自身のスケッチブックのイラストは本当に丁寧できれいでした! 女優としての素晴らしい演技だけでなく、アーティストとしても活動も今後ブログで見られそうで楽しみです!
会いたい “あのひと” を身近に ―― LINE BLOG。
いつでも新しい挑戦をしていきたいですね!
それでは、また。
(撮影/藤巻健治、取材・文/藤坂美樹)
――LINE BLOGを始めていただきまして、ありがとうございます! これからどんなことを書いていきたいですか?
楽しく、季節ごとのイベントに合わせた、お祭りみたいなブログを書いていきたいです。
――楽しみにしています! のんさんは趣味もたくさんあるそうですが、最近は作曲もされているんですよね?
はい。最近始めたんです。ギターは前からやっていたんですけど、ここ一カ月で作曲も始めまして、ちょっと曲がたまってきています。
――作曲はどうやってできるようになったんですか?
適当に押さえたことのあるコードを使って、作ってみています。
――それで作曲ができちゃうなんてすごい。音楽はどういう系統を聴かれるんですか?
シンディ・ローパーやレベッカが好きです。女の子のパワフルな感じが好きで。
――なるほどー! LINE LIVEでもギターを弾きながら歌ってほしいですね!
やってみたいです! あとラジオみたいな企画番組もやりたいです。コメントを募集して、来たものについて話すとか。
――ぜひ! LINEがらみのお仕事だと、近々、のんさんのLINEスタンプを発売されるそうですね!
そうなんです。こんな感じで自分でスケッチブックにイラストを描きました。
――キャラクターがいろいろいるんですね!
アフロが目印なんです。名前は私と同じ、のんちゃん。
――どうしてアフロに?
ぐるぐるしている感じがかわいいかなと思って(笑) カツラもキャラクターなんです。ジェニファーという名前にしました。くるくるの感じが外国人っぽいかなと。この三本線の名前はまだ決めかねています。三坊とか…
――ねこもかわいい!
この子は猫のねっこです。クマはぐりずりぃ。
――強い感じですね!
名前自体は怖いのに、ひらがなにするとなんとなくずるずるして、弱そうなのが面白いかなと思って、ひらがなの”ぐりずりぃ”にしました。
――最初はケンカして戦うんだけど、仲よくなるっていう設定ですか?
のんちゃんが従えるっていう感じです。
――子分になるんですね(笑) ストーリーになっているスタンプって楽しいし、使いたくなりますよね!
すごい研究しました!
――一番気に入っているイラストはどれですか?
この右のイラストです。陽気なとき、機嫌がいいとき、いろんなシーンで使えるので一番おすすめです!
――会話の中に脈絡なく送っても面白いかもですね(笑) イラストは前から描かれていたんですか?
好きで、描いてました!
――グッズ展開もできそうでいいですね~。
グッズにしたいです! それでカツラ祭りとかやりたいです。
――どうしてそんなにカツラが好きなんですか?(笑)
うふふ(笑)
――このスタンプはどんな方に使ってほしいですか?
子どもっぽいものやキャラクターが好きな人に使っていただきたいです。小学生がパンツを振り回して遊んでいる、みたいなイメージのキャラクターなので。子どもってそういうことしますよね。お母さんのブラジャーで遊んだりとか(笑) そういう子ども心が好きな方にぜひ使ってほしいです。
――そして、のんさんが主演声優を務めるアニメ映画『この世界の片隅に』についても教えてください。昭和20年の広島が舞台、戦時中のお話ですね。声優のお仕事は初めてではないそうですが、今回やってみていかがでしたか?
初めてではないんですけど、こんなにがっつりやるのは初めてでした。
――どのあたりが最初は緊張されました?
ヘッドフォンをつけて、立ってずっと演じなければならない、ということも最初はあまりわかっていませんでした。ふだん(女優のとき)は自分の体の全部を使って演技しているので、衣装を着ることやセットに入ることで、自分の五感を使って演技できるんです。それが声優さんだと声だけ。声だけで表現するってこんなに難しいことなのか、と思いました。
――女優さんだと外側から作っていくこともできますもんね。
そうなんです。あと、息の使い方ですね。呼吸を感じさせる声、たとえば「あっ」って驚いている息を入れたりするのも、自分の中にない世界観で、その中での演技なので難しかったです。
――確かに。声だけで驚きや怒り、感情を表現するって難しそうです。この、すずという役はどんな女の子だと思って演じられましたか?
すずは戦争という大変な時代の中にいるんですけど、でもふつうに生活をしなければならないんです。みんな、意外に淡々としっかり生活していて、その描き方がすてきだなと思ったので、そういう部分を大切にしたいと思いました。
――戦争がテーマの話ではあるんだけれど、そこでの悲惨さだけを描いているお話ではないんですよね。
そうですね。私も戦争を非日常だと考えていたんですけど、原作を読ませていただいて、そうではなくて、日常の中にそういうことが舞い込んでくるんだ、ということがわかりました。そしてその生活がとても良いものなんだと、それが伝わってくるのが素晴らしいと思いました。
――また公開日が近くなったら、じっくり作品について語っていただく記事を掲載したいと思っているのですが、現時点でどんな映画なのか、ひとこといただけますか?
映画の中で、すずさんが野草でご飯を作ったり、着物をリメイクしてモンペを作ったりするシーンがあるのですが、節約したり、リサイクルしたりするのもステキだなぁと感じます。ふつうの日々の暮らしや、ただ生きるということがとても素晴らしいことなのだと感じられる映画です。是非公開を楽しみにしてください! そしてご家族で見ていただきたいです!
――楽しみですね! では最後に、ブログを読まれる読者の方へメッセージをお願いします。
ブログには、役者のお仕事のことはもちろん、創作することが好きなので、曲を作ったこととか、絵を描いたことも書いていこうと思っています。これから楽しいブログを目指してがんばりますので、みなさんぜひ読んでください!
――楽しみにしています。ありがとうございました!
『この世界の片隅に』公式サイト
のん 公式ブログ
「創作することが好き!」と言うのんさん。ご自身のスケッチブックのイラストは本当に丁寧できれいでした! 女優としての素晴らしい演技だけでなく、アーティストとしても活動も今後ブログで見られそうで楽しみです!
会いたい “あのひと” を身近に ―― LINE BLOG。
いつでも新しい挑戦をしていきたいですね!
それでは、また。
(撮影/藤巻健治、取材・文/藤坂美樹)