応援のため通行証改ざんか 豪のメダリストら一時拘束

応援のため通行証改ざんか 豪のメダリストら一時拘束
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リオデジャネイロオリンピックの銅メダリスト2人を含むオーストラリアの選手9人が、大会関連施設の通行証を改ざんしたことがわかり、警察に一時拘束される騒ぎになりました。9人は同僚を応援するため、競技会場の特定の場所に入れるよう通行証に手を加えたと見られています。
リオデジャネイロオリンピックのバスケットボールの競技会場で19日夜、観戦に来たオーストラリア代表の選手9人の通行証に不審な点が見つかり、9人は近くの警察署で一時拘束され、取り調べを受けました。
9人の中にはアーチェリー男子団体で銅メダルを獲得した2人の選手も含まれていましたが、警察によりますと、9人が持っていた大会関連施設の通行証は改ざんされていたということで、1人当たり1万レアル(31万円余)の罰金を支払う方向だということです。
9人は、その日試合を行うオーストラリア代表チームを応援するために競技会場に向かいましたが、9人の通行証では許可されていない会場内の特定の場所にも入れるように、通行証に手を加えたと見られています。
リオデジャネイロは治安が悪化しているため、オリンピックでは厳しい警備が敷かれています。