日本の銀「驚き」男子400mリレーで欧米メディア
リオデジャネイロオリンピック、陸上の男子400メートルリレー決勝の結果について、ロイター通信やニューヨークタイムズの電子版など欧米の主要メディアは、ジャマイカのボルト選手がこの大会で100メートルと200メートルに続く3個目の金メダルを手にしたことを大きく報じました。それとともに、日本がアジア新記録でこの種目過去最高の銀メダルを獲得したことを、そろって「驚きだ」と評しました。
アメリカのAP通信は「日本は100メートルで10秒を切る選手はいないものの、バトンの受け渡しの正確さが有利に働いた」と分析し、「日本のバトンの受け渡しは常にスムーズだ」というボルト選手のレース後の談話も伝えました。また、日本のアンカーを務めたケンブリッジ・飛鳥選手の父親がジャマイカ出身であることを紹介し、「ジャマイカ生まれのケンブリッジ選手の活躍が日本に銀メダルをもたらした」という見方を示しました。