長谷川　柔道男子・大野の金メダルから刺激　次は自分

ＷＢＣスーパーバンタム級タイトルマッチに向け、練習を公開した長谷川穂積 Photo By 共同

　元世界２階級王者の長谷川穂積（３５＝真正）が、神戸市内のジムで練習を公開。「ラストチャンス」と公言する１６度目の世界戦へ向け「五輪で頑張っている人にエネルギーをもらった。次は自分がエネルギーを与えたい」とメダルラッシュだったリオ五輪に続く決意を示した。

　特に感銘を受けたのが接骨院に勤める妹・瑠璃さんの知り合いで、昨年５月の再起戦を見に来た柔道の男子７３キロ級の大野。金メダル獲得に「凄いなと思った。刺激になる」とパワーをもらった。高まる気持ちに呼応するように、調整も順調。「当たり前に練習できていることが凄い幸せ。何階級というよりチャンピオンになることが大事」。レジェンドは世界王者という“金メダル”だけにこだわる。