殺人容疑で逮捕の少年「電話やメール無視され殺害」

殺人容疑で逮捕の少年「電話やメール無視され殺害」
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23日、埼玉県東松山市の河川敷で16歳の少年が死亡しているのが見つかった事件で、警察は知り合いの16歳の無職の少年を殺人の疑いで逮捕しました。調べに対し少年は容疑を認め、「うそをついたり、電話やメールを無視したりしたので殺害した」と供述しているということで、警察は詳しいいきさつを調べています。
23日の午前8時ごろ、埼玉県東松山市の河川敷で、埼玉県吉見町の井上翼さん(16)が、体の一部が砂利に埋もれ、衣服を身につけていない状態で死亡しているのが見つかりました。井上さんの死因は溺死で、警察は少年どうしのトラブルに巻き込まれ、今月22日に殺害されたとみて捜査していました。
その結果、警察は、24日親に付き添われて警察署に出頭し、25日も事情を聴いていた、井上さんの知り合いで東松山市に住む16歳の無職の少年が事件に関わった疑いがあるとして午前8時すぎ、殺人の疑いで逮捕しました。

警察によりますと、調べに対し少年は容疑を認めたうえで、「うそをついたり、電話やメールを無視したりしたので殺害した」などと供述しているということです。
事件当時、現場の河川敷には複数の少年が居合わせたとみられ、警察は井上さんと少年との間でトラブルがあったとみて、詳しいいきさつや動機を調べるとともに、ほかの少年からも話を聴いて当時の状況を詳しく調べています。