さくら学院による「秋桜学園合唱部」が、本日8月24日に東京・赤坂RED/THEATERにて開幕。公演に先がけ、本日8月24日にゲネプロが行われた。
単独公演の中で寸劇などを行ってきたさくら学院が、このたび本格的な演劇作品に初挑戦。公演にはメンバー12名のほか、2013年度卒業生の堀内まり菜と佐藤日向が日替わりで登場し、架空の学校・私立秋桜学園の生徒を演じる。亀田真二郎が脚本・演出を担当。
黒澤美澪奈演じる百合沢七海が、“コスモス”の愛称で知られる小中一貫の全寮制お嬢様学校「私立秋桜学園」に編入するところから、物語がスタート。七海は、新しい学校と初めての寮生活に胸を膨らませながら学生寮の門を叩く。しかし倉島颯良演じる生徒会長の神崎葵が、生徒たちの行動を監視する軍隊のような学園生活が待ち受けていた。そんな中、私立秋桜学園が廃校の危機に晒されているという噂が飛び込み、七海と生徒たちは廃校を防ぐために合唱部を設立。そして彼女たちは、合唱コンクールでの優勝を目標に力を合わせて奮闘する。
劇中ではさくら学院の楽曲が使用されるほか、吉田爽葉香演じる本城花蓮が、特技のピアノ演奏を披露する一幕も。長瀬陽菜役を演じた山出愛子は、カーテンコールで「初めてのことだらけでいろんな失敗もあったけど、いろんなことを学んで初日を迎えることができました。千秋楽まで無事に終わって、お客さんに感動をお届けできたらいいなと思っています」とコメント。また櫻井明日香役を演じた佐藤は「千秋楽を迎えるまでに、12人がまた1つ大きくなって、さくら学院がもっと前に進めたらいいなって、櫻井先輩は思います!」と役になりきって、後輩たちを激励した。
公演は9月4日まで。なお岡田愛が進学模試のため欠席する8月31日、9月1・2日の公演では、黒嵜菜々子が代役を務める。