連続テレビ小説 とと姉ちゃん(123)「常子、子供たちの面倒をみる」 2016.08.24


(美子)花山さんは毎号毎号1行1行全身全霊をかけて雑誌を作ってるじゃないですか。
それと同じようにメーカーの方が思いを込めて作った製品を批判しなくてはいけないのは相当な覚悟が必要ですよ。
・「普段から」・「メイクしない君が」・「薄化粧した朝」・「始まりと終わりの狭間で」・「忘れぬ約束した」・「花束を君に贈ろう」・「愛しい人愛しい人」・「どんな言葉並べても」・「真実にはならないから」・「今日は贈ろう」・「涙色の花束を君に」・「涙色の花束を君に」
(星野)おはようございます!あっすみません。
(片瀬)今日こそ遅刻かと思ったよ。
すみません。
お前も大変だな。
毎日毎日子ども2人を送り出してから出社して。
もう慣れました。
誰かいい人いないのか?えっ?そういうのやってくれる人だよ。
そんな人僕には…。
(片瀬)子どもの事を思うなら早く身を固めた方がいいぞ。
その気があるならいつでも俺に言ってくれ。
ツテがない訳じゃないからな。
あぁ…。
フッ。
気のない返事だなあ。

(ノック)
(花山)どうぞ。

(常子)失礼します。
花山さん。
すばらしいです。
ならば結構。
ただいくつかのメーカーを名指しでこれまで以上に辛辣に批判していますが本当にこのまま掲載しても?それでこそ商品試験の意味がある。
そのまま出してくれ。
分かりました。
失礼します。
松永君。
(松永)はい。
花山さんからすばらしい原稿を頂いたわ。
すぐに印刷所に回して。
承知しました!はいお願いします。
(扇田)松永君。
ありがとうございます。
任せた!はい!
(水田)よかった。
なんとか間に合いましたね。
ええ。
(松永)行ってきます!
(一同)行ってらっしゃい!
試験結果と厳しい批評を記した花山の原稿はすぐに印刷に回されました
(本木)松永早せんかい!
(松永)すみません。
(扇田)大丈夫大丈夫。
ビアホールは逃げないんだから。
(寿美子)常子さんはどうします?あ…今日はちょっと失礼します。
楽しんできて。
はい。
ではお先に失礼します。
はい。
お疲れさまです。
行ってきま〜す。
は〜い楽しんで。
行ってらっしゃい。
ご苦労さま。
社長印お願いします。
はいはいはいはい…。
今号も大変だったねえ。
そうねえ。
でも毎度の事だからね。
そうね。
はいお願いします。
はい。
あっ今夜大昭さんとお夕食食べて帰るから遅くなる。
あっそうなの。
私もちょっと用事があるの。
えっ?先出るけどごめんね。
(ブザー)こんばんは〜。
(青葉)おばちゃま〜!お〜!青葉ちゃんどうしたの?今日本当に来てくれるのか心配だったから。
フフフ…。
来てくれてよかった。
来るよ〜。
ありがとね。
約束は守るから。
おばちゃま早く早く!はいはいはいはい。
ごめんね遅くなっちゃって。
もう少し早く来られればいいんだけど次もこのくらいの時間になっちゃうかも。
(大樹)ううん。
僕たちは大丈夫。
フフフありがとう。
でもね念のために…。
もし何かあったらここに連絡して。
これおばちゃまの会社の番号。
大樹君分かった?分かった。
2人は晩ごはんは食べた?僕はちゃんと食べたけど青葉が…。
ああ…。
ニンジンあまり好きじゃない。
そうなの…。
じゃあほとんど食べてないの?う〜ん…。
ちょっとお台所貸してもらってもいい?・
(にぎやかな声)フフフ青葉ちゃん3つ目食べられる?うん。
本当?ソースかけよう。
よいしょ。
ありがとう。
はい。
熱い?ううん。
熱い。
熱い?おいしい?おいしい。
ただいま。
お帰りなさい。
お帰りなさい。
お帰りなさい。
ただいま。
あの…これは?あっすみませんあの…青葉ちゃんが煮物のニンジンが食べられないというのでジャガイモと一緒に潰してコロッケに作り替えたんです。
お台所勝手にすみません。
いえいえ。
そんな事までやらせてしまって…。
いえ。
おばちゃまのコロッケすごくおいしいんだよ。
そっか。
やけどしないでよ。
(大樹)うん。
(青葉)次食べたら4個目。
あの時の常子さんと同じですね。
えっ?昔僕にみそ汁を作ってくれた時もそんなふうにうれしそうなお顔をしていたので。
フフフ…そうですかね。
フフフ。
これで全部です。
ありがとうございます。
ここ置きますね。
ちゃんと拭いてきた。
うん?あっ青葉ちゃん拭いてくれたの?うん。
偉かったね。
エヘヘ。
青葉。
拭いたのお兄ちゃんだろ?でも持ってきたのは青葉だもん。
そうだよね。
持ってきてくれてありがとう。
うん。
(星野)全く…。
大樹君も青葉ちゃんも本当にいい子ですね。
きちんとお手伝いもしてくれますしお行儀もいい子で。
そう言って頂けると親としてはうれしいですが。
それだけじゃありませんよ。
心も優しい子で。
なみさんが作って下さった料理を残しちゃった事を青葉ちゃんずっと気にしてたみたいで。
「明日こそ絶対謝るんだ」って。
そういう事って星野さんや奥様が一つ一つ優しく教えられたんでしょうね。
僕は何も。
でも妻は人の気持ちを大事にするという事をとても大切にする人でしたね。
フフフ。
でも大昭さんがその時卵焼き教えてあげて。
(南)できるか?できるよ。
じゃあこれ。
ありがとう。
みんなで頂きます。
じゃあ…おやすみなさい。
おやすみ。
美子。
美子あのな…。
俺…。

(君子)あら帰ってたの?何も言わないから気付かなかったわ。
ただいま帰りました。
どうかしたの?いえ。
とと姉ちゃんは?まだよ。
でも私より先に会社を出ましたけど…。
ああ何か用があるみたいよ。
今日は遅くなるから先に食事していてって今朝。
だからあんなに急いでたんだ。
かか。
あの…。
(戸が開く音)ただいま帰りました。
あらお帰りなさい。
お帰りなさい。
ただいま。
あっよっちゃん今帰ったところ?うん。
どこ行ってたの?ああ…ちょっと星野さんのお宅に。
星野さん?うん…。
星野さんの会社が来月まで繁忙期みたいで定時に上がれない日があるそうなんです。
それで夜子どもたちだけにしておくのは心配で…。
そうだったの。
はい。
だからふたつきだけ週に一度お手伝いに行く事になりました。
毎週?うん。
あっでも大丈夫。
仕事はきちんと済ませてからにするから。
みんなに迷惑かけないようにするわ。
いいのいいの。
ありがとう。
かかもごめんなさい。
その日だけは少し帰りが遅くなります。
あ…私は構わないわ。
ありがとうございます。

(常子の鼻歌)今日はどうだったの?うん?どうって?星野さんのお宅に行って。
ああ…星野さんが帰ってこられるまでお子さんたちとごはん作ったりしただけよ。
うん…。
おいしいって食べてくれた?うんまあね。
コロッケの作り方教えてくれた宗吉さんに感謝しないと。
そう…。
どうかした?実はね…。
うん。
今日大昭さんから言われちゃったの。
うん。
結婚を考えてるって。
あらららら…。
2016/08/24(水) 12:45〜13:00
NHK総合1・神戸
連続テレビ小説 とと姉ちゃん(123)「常子、子供たちの面倒をみる」[解][字][デ][再]

商品試験を終えた常子(高畑充希)。星野(坂口健太郎)の子どもの面倒をみるため、家に通うようになっていた。そんな常子に、美子(杉咲花)から衝撃の事実が告げられ…。

詳細情報
番組内容
トースターの商品試験が終わる。どの製品も自分たちの定めた基準に到達せず、酷評を免れない結果となるのは明白。花山(唐沢寿明)は覚悟を決め、執筆にかかる。一方、常子(高畑充希)は、週に一度だけ、星野(坂口健太郎)の子どもたちと過ごすようになっていた。子どもたちと笑顔で食卓を囲む幸せな時間が、かつて星野と過ごした頃を思い出させる。そんな幸せな日々が続いたある日、美子(杉咲花)から驚きの事実が告げられる。
出演者
【出演】高畑充希,木村多江,杉咲花,坂口健太郎,伊藤淳史,唐沢寿明,【語り】檀ふみ
原作・脚本
【作】西田征史
音楽
【音楽】遠藤浩二

ジャンル :
ドラマ – 国内ドラマ

映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
音声 : 2/0モード(ステレオ)
日本語
サンプリングレート : 48kHz
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日本語(解説)
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