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ホビヲログ

趣味に生きるホビヲのブログ。

Hulu、Netflix、amazonを比較した結果、全部契約しちゃえばいいと思った

おすすめ 思ったこと 映画

自宅で映画を視聴するスタイルは大きく変わってきた。

かつては、劇場公開作品を見逃したら、テレビ放映を待つしかなかった。それが、レンタルビデオ店の登場で観たい映画を選べるようになった。今では見放題のサブスクリプション型サービスが主流になりつつある。

そんな今、Hulu、Netflix、Amaonプライムビデオを実際に利用し、比較した。そして、ひとつの結論に至った。「全部契約しちゃえばいいじゃん!」と。その結論に至った経緯を振り返ってみる。

レンタルビデオ店の登場という衝撃

今から30年以上前、はじめてレンタルビデオ店に入った時の衝撃を今でも覚えている。店に並ぶ作品の数々、観たい映画を選べる喜び。革命だと思った。

もっとも、当時はベータマックスとVHSの間でビデオテープの規格争いが繰り広げられていた時代。我が家は劣勢のベータマックス派だった。

アダルトビデオに注力しシェアを拡大したVHSに対し、日に日に、棚から減っていくベータマックスのソフト。VHSのビデオデッキに買い換えたときは、「これで観たい作品が選べる」という嬉しさと共に、少しの敗北感があったのを覚えている。

煩わしいレンタルビデオという当時のシステム

今から考えると、煩わしいことだらけだった。

観たい作品が返却されず店内でずっと待った、間違って日本語吹き替え版借りてしまった、ビデオテープを巻き戻してなくて怒られた、などなど。

レンタル料金も高かった。初期は、一本1,000円程度。当時は、旧作という概念もなく、レンタル泊数は一泊二日が当たり前。二泊三日も、ましてや一週間レンタルなどありえなかった。延滞料もバカ高かく、返却ボックスなど気の利いたものもなかった。

失敗できない作品選び

ちびっこだった当時は、ビデオのパッケージ裏の解説を熟読、作品を選りすぐり、レンタルして鑑賞。良作であれば繰り返し観て、駄作だと唇を噛み締めながら最後まで鑑賞した。

高いレンタル料金を払って駄作を借りるわけにはいかなかった。そんなことを繰り返し、かなりの年月が過ぎた。気づけば、自身がレンタルビデオ店の店員になっていた。

レンタルビデオ店の店員時代の思い出

務めた先は激戦区。毎朝、店長は自転車で競合店の料金を確認しに行った。「今日はあの店が280円だった。うちは270円にしよう」という具合に、レンタル料金は日々変動した。もうレンタルビデオ店は、飽和状態だった。

そして、店長が言った。「うち、来月から0円にするわ」と。過当競争の極みである。もっとも、延滞料での収益が前提で、事実それなりに売上が立っていた。世の中には、これほどまでにうっかりさんがいるんだと、驚いた。

ビデオテープからDVDへ移行

そうこうしているうちに、レンタルされるメディアは、ビデオテープからDVDへ移行し、利便性が大幅に向上。もう、ビデオテープの巻き戻しは不要になった。字幕スーパーと日本語吹き替え版で悩む必要はない。両方、楽しめるようになった。

作品によっては、監督や出演者が作品を観ながら制作の裏側を語るオーディオコメンタリーという特典があった。映画ファンにとっては、作品を二度楽しめるというお得感があった。

オーディオコメンタリーでは、「ゴッドファーザー」で、コッポラ監督が当時の製作会社をボロクソにこき下ろしていたり、「バタフライ・エフェクト」で監督がラストシーンの別バージョンを観ながら「こんなオチだったら、主人公は何も学んでないバカだよね」とコメントしたり、「ディスタービア」では収録中に監督が奥さんから電話かかってきて、そのまま「あ、じゃそれ買って帰るからー」って言ったりと、面白い話が聴けた。

もっとも、レンタルした作品を二度繰り返し観るのがおっくうだったためか、最近ではなかなかお目にかからないが。

そこまで浸透しなかったDVD宅配レンタルサービス

宅配レンタルサービスの登場は、続くサブスクリプション型のつなぎだったかもしれない。

しかし、サービス登場時は、それなりの革命だったと思う。月額定額で決まった本数のDVD作品がレンタルできる。作品があるのかないのかヤキモキしなくてすむ。ネット予約ができる。返却もポストに入れるだけ。うっかりして多額の延滞料を支払うこともない。メリットてんこ盛りだった。

しかし、本当の革命が起こった。サブスクリプション型サービスの登場だ。

定額見放題、サブスクリプション型サービスの台頭

これまでと比較すると、サブスクリプション型は夢のようなサービスだと思う。定額で見放題、観きれないほどの膨大な作品ラインナップ。そして、オリジナル作品の充実。事業者も「Hulu」「Netflix」「amazonプライムビデオ」の三強がしのぎを削り、サービスの向上に尽力している。

各社の月額料金と無料期間を比較する。

サービス名 月額料金 無料期間
Hulu 1008円 2週間
Netflix 702円〜 1ヶ月
amazon 325円 30日間

※Netflixは、利用者数・画素数によって金額が変わる
※amazonプライムビデオは、プライム会員年会費3,900円を月額換算

プライムビデオは、プライム会員のおまけのサービス

ちなみに、amazonプライムビデオは、年会費3,900円を支払ったプライム会員になると利用できるおまけの位置づけとなる。

2016年8月時点、プライムビデオで視聴可能なおすすめ映画をまとめてみたが、なかなかのラインナップだった。ライトユーザーであれば、これだけで十分だろう。

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プライム会員が享受できるメリットは下記の通り。

Amazonプライム会員の特典の一例

  • プライム・ビデオ、映画見放題
  • Prime Music、音楽聴き放題
  • 対象商品のお急ぎ便、お届け日時指定便が無料
  • 一部特別取扱商品の取扱手数料が無料
  • タイムセールで通常より30分早く注文できる
  • プライム・フォトで写真が容量無制限で保存可
  • Kindle作品を1か月に1冊、無料で読める

これだけの特典があれば、月額325円は安いものだ。しかしながら、Amazonに依存する人生になる恐れもある。契約後も、利用は計画的に行う必要がありそうだ。

Hulu、Netflix は甲乙つけがたい

HuluもNetflixも、過去視聴したことのあるおすすめ映画をまとめた。どちらかというとNetflixに好みの映画が多かったが、Huluしか視聴できない作品も多数。期間限定で視聴可能となる作品も多数あり、ラインナップは甲乙つけがたいという印象だった。

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それぞれ、提携する映画会社や国内外のテレビ局が異なる。また、オリジナル作品の作成にも注力している。どちらか一方ではなく、両方チェックするのが理想だろう。

Hulu、Netflix、amazonを比較した結果、全部契約しちゃえばいいと思った、まとめ

3サービスを利用して思った。全部契約しちゃえばいい、と。もっとも、3サービスを同時に契約し続けるのは経済的ではない。

理想は、Amazonプライム会員になり、HuluかNetflixのどちらかを一定期間利用。その間、他方は契約休止をするという形だろう。

幸い、休止・再開時に費用は発生しない。臨機応変に利用するのが得策だと思う。とりあえず、Amazonプライム 30日間、Netflix 1ヶ月、Hulu 2週間の無料お試し期間をローテーションするのがおすすめだ。

ただし、映画やドラマばっかり観て、人生ダメにならないように気をつけないといけないが。