河川敷で少年死亡 知人の少年を殺人容疑で逮捕8月25日 9時03分

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２３日、埼玉県東松山市の河川敷で１６歳の少年が死亡しているのが見つかった事件で、警察は２５日午前、知り合いの１６歳の無職の少年を殺人の疑いで逮捕しました。死亡した少年の死因は溺死で、警察は、２人の間で何らかのトラブルがあったと見て、詳しいいきさつを調べています。

２３日午前８時ごろ、東松山市を流れる都幾川の河川敷で、埼玉県吉見町の井上翼さん（１６）が体の一部が砂利に埋もれ衣服を身に着けていない状態で死亡しているのが見つかりました。
井上さんの死因は溺死で、警察は少年どうしのトラブルに巻き込まれ、今月２２日に殺害されたと見て捜査していました。その結果、警察は２４日に親に付き添われて警察署に出頭し、２５日も事情を聴いていた、井上さんの知り合いで１６歳の無職の少年が事件に関わった疑いがあるとして、午前８時すぎ殺人の疑いで逮捕しました。
これまでの警察の調べに対し、少年は事件への関与を認める供述をしているということです。
これまでの調べで、井上さんは殺害される前に何度も暴行を加えられるとともに、全裸で川を泳がされていた疑いがあるということで、警察は、井上さんと少年との間でトラブルがあったと見て、詳しいいきさつや動機を調べています。
また、当時、現場の河川敷には複数の少年が居合わせたと見られていて、警察は、ほかの少年からも話を聴くなどして当時の状況を詳しく調べています。