高畑裕太容疑者、発達障害との見方も…問題発言や不可解行動、以前より社会生活困難か
「Thinkstock」より
23日、“紫綬褒章女優”高畑淳子の長男で俳優の高畑裕太容疑者が、撮影のために宿泊していた群馬・前橋市内のビジネスホテルにおいて、40代女性従業員に対し性的暴行を加えたとして、強姦致傷の容疑で逮捕された。警察の取り調べに対し、高畑容疑者は犯行を認めているが、計画性に関しては全面否定しているという。
テレビの情報番組やスポーツ紙などでは、法律家の解説を基に「懲役7年」「懲役3年」などバラつきはあるものの、被害者が告訴を取り下げなければ実刑になる可能性を示している。その一方で、高畑容疑者が発達障害ではないかという見方も広まっている。
母親の淳子がいつも「デキの悪い息子」と呼んでいるように、淳子自身のこれまでのメディアを通した証言はもとより、高畑容疑者自らの言動にも、その片鱗が見受けられていたとの指摘もなされている。
たとえば、淳子はかつて出演したテレビ番組内で、幼少時代の高畑容疑者が左耳で音を聞き取れない難聴で、4歳になるまで話すことができなかったと明かしている。小学生になると忘れ物が多く、毎日のように何かを忘れ、淳子が忘れ物を届けに学校に向かう途中に、高畑容疑者がコンビニで本を立ち読みしていたこともあったという。
さらに、高畑容疑者自身のおかしな言動も多く見られる。昨年放送されたテレビ番組『ダウンタウンなう』(フジテレビ系)内では、淳子が受章した紫綬褒章について「取りたい」と発言。「アホか」とツッコまれ、「ごめんなさい。天皇に嫌われる!」と天皇陛下を呼び捨てにしたため、坂上忍が激怒するシーンも見られた。
発達障害の特徴としては、周りの空気を読めず、コミュニケーション能力が乏しいことなどが挙げられる。そのため、高畑容疑者の突拍子もない言動がバラエティなどで受けた半面、発達障害ではないのかとの見方が広まっているのだ。
再起は困難
逮捕される2日前にオンエアされたテレビ番組『行列のできる法律相談所』(日本テレビ系)では、金銭感覚が崩壊していることも自ら証言している。自身の収入は毎日マネジャーから1000円ずつ受け取り、それ以外は自動的に貯金してもらっているといい、その理由は「(収入があると)その日のうちに全部使っちゃうから」というものだった。