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安倍晋三首相、北ミサイルで万全態勢を指示

産経新聞 8月24日(水)8時29分配信

 安倍晋三首相は24日午前、北朝鮮による弾道ミサイル発射を受け、情報収集・分析に全力を挙げ、国民に迅速な情報提供を図るとともに、不測の事態に備えて万全の態勢を取るよう関係省庁に指示した。政府は関係省庁会議を開く一方、首相官邸の危機管理センターに設置している「北朝鮮情勢に関する官邸対策室」で情報集約に当たっている。

 首相はミサイルが着弾した周辺海域で航空機や船舶などの安全確認を徹底することも指示。政府によれば、24日午前時点で被害は確認されていないという。防衛省では関係幹部会議を開催。稲田朋美防衛相は「情報収集・警戒監視に万全を期せ」と指示した。

 一方、岸田文雄外相は24日午前、東京都内で中国の王毅外相、韓国の尹炳世外相と日中韓外相会議を開催しており、北朝鮮のミサイル発射に対する対応も議題に上るとみられる。

最終更新:8月24日(水)9時6分

産経新聞

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