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【魅惑アスリート・リオ五輪編】
“韓国の妖精”新体操のソン・ヨンジェが観客を魅了 惜しくも4位
165センチ、45キロの均整の取れた体と、整った顔立ち、伸びやかな演技には定評がある。韓国では国民的な人気を誇り、「新体操の妖精(ティンカーベル)」の他、フィギュアスケートのキム・ヨナになぞらえて「第2のキム・ヨナ」「国民のめい」などと呼ばれる。日本の新体操の強豪、イオンで練習したこともあり、日本語が話せる親日家でもある。
また、ファッション誌「VOGUE」(電子版)は、今大会の「もっともスタイリッシュなオリンピック選手5人」として、陸上女子400メートル銀メダリストのアリソン・フェリックス(米国)らとともに、ソン・ヨンジェを紹介。彼女自身のインスタグラム(画像投稿サイト)で公開されたショートパンツ姿のラフなスタイルの写真とともに「プライベートでは、ジーンズとTシャツを愛用」とコメントした。
こうした評価の一方で、世界のトップ選手が出場した大会での優勝経験がなく「過大評価だ」として、一部の人たちからは常に批判されてきた。中央日報によると、「国際大会で成績を操作した」などと中傷する虚偽情報をネットに流しつづけた男が有罪判決を受けている。