無断で隠しカメラ設置 捜査幹部を書類送検へ
大分県の別府警察署が、参議院選挙の公示前後に労働団体が選挙運動に使っていた施設の敷地に無断で隠しカメラを設置していた問題で、大分県警察本部は近くカメラの設置に関わった別府警察署の捜査幹部ら4人を建造物侵入の疑いで書類送検するとともに署長らを懲戒処分にする方針です。
ことし6月の参議院選挙の公示前後に、大分県の別府警察署が社民党を支援する労働団体などが選挙運動などに使っていた施設の敷地に、無断で小型の隠しカメラ2台を設置していたことが今月、明らかになりました。
警察関係者によりますと、カメラは「選挙違反の捜査で施設への人の出入りを確認するため」として、別府警察署の捜査幹部らの指示で署員2人が設置したということです。
大分県警察本部は、敷地内に無断で立ち入った行為が建造物侵入に当たる疑いがあるとして、署の捜査幹部2人と署員2人の合わせて4人を近く書類送検する方針を固めました。
また、署の捜査幹部らに加え、監督する立場にあった署長と副署長を懲戒処分にする方針です。
一方、選挙違反の捜査を指揮していた大分県警察本部の幹部については「別府警察署からカメラを設置することについての報告を受けていなかった」として、懲戒処分の対象にはしないということです。
大分県警察本部は26日にも開催される臨時の公安委員会で了承が得られれば、これらの処分を決めることにしています。
警察関係者によりますと、カメラは「選挙違反の捜査で施設への人の出入りを確認するため」として、別府警察署の捜査幹部らの指示で署員2人が設置したということです。
大分県警察本部は、敷地内に無断で立ち入った行為が建造物侵入に当たる疑いがあるとして、署の捜査幹部2人と署員2人の合わせて4人を近く書類送検する方針を固めました。
また、署の捜査幹部らに加え、監督する立場にあった署長と副署長を懲戒処分にする方針です。
一方、選挙違反の捜査を指揮していた大分県警察本部の幹部については「別府警察署からカメラを設置することについての報告を受けていなかった」として、懲戒処分の対象にはしないということです。
大分県警察本部は26日にも開催される臨時の公安委員会で了承が得られれば、これらの処分を決めることにしています。