2016年8月19日、韓国・聯合ニュースによると、旧日本軍の従軍慰安婦を象徴する少女像が、韓国国内42カ所で設置されたことが分かった。今後設置が予定されている場所を含めると60カ所以上になるとみられる。環球時報(電子版)が伝えた。
韓国では日本の植民地支配からの解放を記念する「光復節」(8月15日)に合わせて記念式典や活動が活発化。地元メディアは「少女像には元慰安婦の苦難や犠牲をしのぶだけでなく、平和への願いも込められている。設置には被害者の名誉を回復するだけでなく、正確な歴史認識を確率する目的もある」と伝えた。
少女像は11年、ソウルの日本大使館前に初めて設置された。続いて米国、カナダ、オーストラリアなどにも作られている。(翻訳・編集/大宮)