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スズムシを子どもたちに配布

08月24日 19時06分

愛知県常滑市で住民が育てたスズムシ、約1万匹が無料で配られ、子どもたちがスズムシの音色を楽しみました。
常滑市の青海農村公園では公園を管理する地元の人たちが20年以上前から半透明の衣装ケースを使ってスズムシを飼育しています。
ことしも体長2センチから3センチに成長したため、恒例の無料配付が行われ、近くの「こども園」に通う5歳と6歳の幼児15人が受け取りに訪れました。
子どもたちはスズムシが飼育されている衣装ケースの周りに集まり声を潜めて、「リーン、リーン」という音色を楽しんでいました。
また、スズムシが羽をこすり合わせて音を出す姿を見て「かわいい」などと話していました。
スズムシ飼育の責任者の角野正義さん(68)は「スズムシの音色で秋を届けられたらうれしいです」と話していました。
スズムシは常滑市内の幼稚園や保育所、それに、老人ホームなど、23の施設に配られ、秋の音色を響かせるということです。

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