もう夢を叶えるには遅すぎる?そんなことはない
パニック障害、大学中退、度重なる社会からのドロップアウト。
僕は20代の半分を引きこもりとして過ごし、くだらないことで自分を深く傷つける日々が続きました。
何の能力もない自分は、もはや何をやるにも遅すぎる。本気でそう思い込んでいました。
そんなのは勘違いだった。
たった30年弱生きた程度ですべての可能性が閉ざされるなんて、思い上がりもいいとこでした。そんなに人生はヤワじゃない。
この1カ月、僕は爆発的なスピードで夢に近づいた実感があります。
その理由を考えてみたら、あることを始めてから一気に夢が近づいてきたことに気付きました。
やりたいことを実現する方法は、やりたいことを発信すること
夢が加速しているという実感を持てた理由。
それは僕を応援してくれる人が次々と現れたからです。
起業するためのセミナーに呼んでいただき、いくつも家を紹介してもらい、同じような志を持った人に会わせてもらい…。まったく接点のなかった人たちとの出会いが、更なる出会いを運んでくれています。
そして、そのきっかけはブログやSNSを通じて自分のやりたいことを発信するようになったことです。
叶えたい夢があっても、僕一人でできることなんてたかが知れています。
「自分にできるわけがない」と思って、誰にも言わずに胸の中にとどめていました。
だけど、力になってくれる人や、共感してくれる人と出会えるようになってから、「もしかして叶うんじゃないか」という希望が持てるようになりました。
そして今、「夢は発信していけば実現する」という思いが確信になりつつあります。
ずっとSNSを始めるのが怖かった
僕は小さいころから自分が嫌いでした。自分を肯定することができなくて、人からどう思われるかだけを気にして生きてきました。
そのうちに自分の気持ちを見失って、ウツになり引きこもり、社会から自分を消そうとしました。
僕を知っている人に、大学中退で引きこもりの自分を知られるのが怖かった。
だからSNSにもずーっと手を付けませんでした。
しかし、今年の4月に匿名でブログを書くようになり、少しずつ自分の気持ちを自分で受け入れることができるようになりました。
Facebookのアカウントをつくったのは、世間はもうFacebookに飽きつつある今年の5月。
ブログを実名で書いて良かったこと
そのうちに、素性を隠して匿名でブログを書いていることに疑問を持ち始めました。
「これは書ける」「これは隠す」っていう線引きが窮屈で、実名で何もかも隠さずに書きたい!という欲求が出てきたんです。
試験的に、絶対にポジティブなメッセージをくれるだろうと信頼している人にだけ、こっそりとブログを書いていることを打ち明けて見てもらいました。我ながらほんと小心者…。
それからブログを実名で書くようになって、Facebookのタイムラインに投稿を始めました。
最初の一回は怖くて怖くてしょうがなかったけど、最後は「どうせ誰も見てねーよwww」って感じで投稿しました。
ところが、思ってもみないことが起きました。
ずっと連絡を取っていなかった人たちから多くの応援メッセージが届いたんです。こっちが一方的に連絡を絶ったような人もいて、申し訳ないやら嬉しいやらでちょっと泣いてました。
中には、「こういう人がいるから紹介するよ!」とか、「こんなイベントがあるから行ってみなよ!」と背中を押してくれるものもありました。
ブログを書く前だったら、そんな紹介をされても、なんだかんだ言い訳して何も行動しなかったと思います。
しかし、たくさん応援してくれる人がいると気付いてからは、身軽にいろんな場所に行ってたくさんの人に会うようになりました。
もちろん、実名でブログを書くことや、そもそも自分に関することをネットで発信することはリスクも伴います。そこは各自で慎重に判断すべきポイントです。
ですが、僕はやりたいことをブログに書いて発信したことで、確実に夢に近づいています。
やり方がわからなくても、一歩前に進むことはできる
夢っていうのは必ず叶うほど甘くないと思います。
でも、行動しなかったら絶対に叶うことはありません。
人生は一度しかないし、時間は取り返せないものです。夢が叶わないことを怖がっている場合じゃない。
たとえ叶えるために何をすればいいのかわからなくても、わからないなりに一歩前に進むことはできます。
僕の場合は、「居場所のない人に居場所をつくる」という夢を叶えるために、まず移住することを決めました。
そもそもビジョンがふんわりしていますが、あとは動き出してから形を整えていけばいいやって思ってます。
「初志貫徹」は大切なことですが、完成形は決めないで動き出しましょう。
最初からきっちり完成形を決めちゃうと、決めた形にこだわって身動きが取れなくなります。
常によりよいやり方を考えて行動に移していくだけ。今できることの繰り返しで、いつしか想像もしていなかった場所にたどり着くと思います。
もちろん、全部がうまくいく保障なんてありません。
大きな失敗もたくさんしていくでしょうね。
失敗したらやり方を変えて動き出せばいいだけです。
助けてくれる人がいると気付いたから、失敗しても立ち直れるという自信も付きました。
100点満点を取ろうとすると一歩も前に進まないです。
でも、0点を1点にすることは今この瞬間からできる。
まず一歩踏み出せば、次の一歩の出し方が体で理解できる。
その繰り返しで、夢へ向かうスピードが一気に速くなります。
夢に近づくには夢を発信すること。
そして、応援してくれる人たちに感謝を忘れないことだと思います。