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国際地学オリンピック実技試験

08月24日 19時06分

国際地学オリンピック実技試験

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三重県で開かれている世界の高校生が地学の知識を競う、国際地学オリンピックは、24日、津市で地形や地質などを調査する実技試験が行われました。
8月20日に三重県で開幕した、ことしの国際地学オリンピックには26の国と地域から100人の高校生が参加しています。
24日は3か所の会場で地形や地質などを調査しながら解答する実技試験が行われました。
津市美里町の会場では約1700万年前の海底が隆起した地層のある場所で高校生たちがせり出した石の壁を触ったり、ルーペで観察したりしたあと、解答用紙に答えを記入していました。
今回の問題は地層に含まれる原石や化石の名前などが問われていて、各国の高校生は真剣な表情で回答していました。
国際地学オリンピックは8月27日まで開かれ、実技試験と23日行われた筆記試験の総合得点の上位10人までには金メダルが授与されます。
NPO法人・地学オリンピック日本委員会の久田健一郎理事長は、「各国の有望な高校生が集まるので交流を深めてもらい、将来、連携して世界のために活躍してほしい」と話していました。

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