これが新型の蓄電池電車819系のDENCHA
10月19日から筑豊線の若松−折尾間で運転
JR九州は24日、筑豊線の若松−折尾間で10月19日から運転を始める新型の蓄電池電車819系「DENCHA(デンチャ)」(2両編成)の試験走行を公開した。
床下に蓄電池を搭載。電化区間は架線の電力で走行し充電もする。非電化区間はパンタグラフを畳み、蓄電池の電力で走る。整備費などコストが削減できる利点もある。
今秋上場を目指す同社にとって鉄道事業の黒字確保が課題。福永嘉之運輸部長は「快適な新車両です。多くの人に乗車してほしい」。経営体力の充電も狙う?!【神崎修一】