【8月24日 AFP】(更新、写真追加)ミャンマーで24日、マグニチュード(M)6.8の地震が発生した。米地質調査所(USGS)が発表した。

 USGSによると、震源は観光地として有名なバガン(Bagan)の約30キロ南にある町チャウク(Chauk)そばで、震源の深さは84キロ。

 地震が直撃したマグウェ(Magway)地区では、地元選出の国会議員であるハン・ゾー・ウィン(Han Zaw Win)氏によれば、震源地近くの村で少なくとも1人が死亡したという。

 同氏はAFPの取材に対し「地震の最中に建物が倒壊し、近くにいた22歳の男性が死亡した」と述べた。

 チャウクでは、揺れが数分間にわたって続いたという。

 また、バガンの警察当局者はAFPの取材に対して、「地震の揺れが続く間、著名なパゴダ(仏塔)が複数損壊した」と述べ、うちいくつかの被害は「深刻」だと話した。

 一方、タイの首都バンコク(Bangkok)でも高層ビルが左右に揺れるのが確認できた。インドのコルカタ(Kolkata)でも揺れが感じられ、パニックに陥った住民らが屋外に飛び出す姿がみられたという。(c)AFP