ミャンマーでM6.8の地震、1人死亡 バガンの仏教建築群も被害
2016年08月24日 23:47 発信地:ヤンゴン/ミャンマー
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【8月24日 AFP】(更新、写真追加)ミャンマーで24日、マグニチュード(M)6.8の地震が発生した。米地質調査所(USGS)が発表した。
USGSによると、震源は観光地として有名なバガン(Bagan)の約30キロ南にある町チャウク(Chauk)そばで、震源の深さは84キロ。
地震が直撃したマグウェ(Magway)地区では、地元選出の国会議員であるハン・ゾー・ウィン(Han Zaw Win)氏によれば、震源地近くの村で少なくとも1人が死亡したという。
同氏はAFPの取材に対し「地震の最中に建物が倒壊し、近くにいた22歳の男性が死亡した」と述べた。
チャウクでは、揺れが数分間にわたって続いたという。
また、バガンの警察当局者はAFPの取材に対して、「地震の揺れが続く間、著名なパゴダ(仏塔)が複数損壊した」と述べ、うちいくつかの被害は「深刻」だと話した。
一方、タイの首都バンコク(Bangkok)でも高層ビルが左右に揺れるのが確認できた。インドのコルカタ(Kolkata)でも揺れが感じられ、パニックに陥った住民らが屋外に飛び出す姿がみられたという。(c)AFP
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