2016年8月24日11時43分
宮崎市の航空会社ソラシドエア副社長の鈴木信行さん(60)が、同市高千穂通2丁目の自宅マンションから転落死していたことが分かった。部屋からは女性の遺体が見つかった。宮崎北署は、遺体は鈴木さんの妻とみて調べている。
同署によると、23日午後4時半ごろ、ソラシドエアから「副社長が22日から出勤しない」と宮崎県警に相談があった。署員が鈴木さん宅に駆けつけたところ、寝室で女性の遺体を発見した。女性はマットレスに横たわり、目立った外傷はなかったという。鈴木さんは妻と2人暮らし。署は鈴木さんの妻とみて、司法解剖して身元や死因を調べている。
一方、21日午前、このマンションの住人から「男性が通路を裸足でうろうろして、手すりに足をかけている」と通報があった。同署員が駆けつけると、男性は通路の手すりを乗り越えて高層階から飛び降り、死亡したという。自殺とみられるが、遺書は残っていなかった。身元が分からなかったが、歯型の鑑定で23日夜、鈴木さんと判明した。
ソラシドエアによると、鈴木さんは全日空上席執行役員などを経て、今年6月、ソラシドエアの専務取締役から副社長に昇格した。同社は「突然のことで大変驚いている。心よりお悔やみ申し上げます」と話している。
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朝日新聞社会部
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