2016年07月18日

エコボロン施工

エコボロンの施工に関しての情報です。

エコボロン施工はかなり簡単だと評判です。
理由はエコボロンが人体に無害なホウ素系木材保存剤だからです。

ですから、エコボロン施工の際には防塵マスク等は不要です。
実際の施工現場では肌が見える服装で施工する事も可能です。

公式サイトによれば、そういった施工方法も問題ないと記載されています。
エコボロンは低粘度の水溶液なので噴射器での施工も可能なのが特徴ですね。

噴射器が利用できると施工もぐっと簡単になります。
利用の目安なんですが、

施工可能面積
施工面積目安:1m2あたり300ml(1箱で約60m2分)
内容量/容器:19kg/バッグインボックス

使用量の目安(在来軸組工法、基礎天端から1mまでの場合)
構造用合板有り・1階床面積100m2の場合→施工面積 約230〜50m2(4〜5箱)
構造用合板無し・1階床面積100m2の場合→施工面積 約150〜170m2(3箱)
※あくまで目安です。正確な施工面積は建築図面から積算してください。
※イエシロアリ生息地域では1m以上、出来るだけ高くまでの処理が推奨されます。
※施工に関する詳細は、エコボロンPRO施工仕様書をご確認ください。

と言う事ですね。
現場の工法にもよるんですよね。例えばツーバイフォーの場合はもっと塗布面が増えるでしょうし。
エコボロンの施工仕様書では床下の施工可能な木部全ての施工を指示しています。

この使用をクリアーしないと保証対象外なのでしょう。
かなりの使用量です。

床下のみの施工で3箱ですから、18万円。施工が簡単なのはいいのですが、
今までの防蟻剤は人区込で3万円くらいですからね。

設計単価としては70万位で計算しないとわかないかもしれない・・
それだけ上がってしまうとなると坪単価にも影響してしまいますね。

まだ起こっていないシロアリ被害に対するお客様の意識はそこまで高くないので、
さすがにそこまではかけられないかな?と言うのが現状です。

単価の高い物件なら問題ないんですけどね・・・
1棟丸ごと施工するのは無理だな・・この価格だと。

そんなこんなで1棟丸ごと施工でも、全然安い商材発見です!
それがソウファという薬剤。会社は東京ですね。

エコボロンと同じホウ酸系なので人体への影響もないですし、
かなりいい感じです。
おそらくエコボロンの3分の1位の価格じゃないかな?

既存の防蟻剤と変わりませんね。
価格的には。効果も大学との共同実験で実証されているようなので十分かと。
一応公式サイトのリンクを張っておきますが、ご使用は自己責任でお願いします。
ソウファ公式サイト

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2015年03月19日

エコボロンは神社仏閣に施工できるくらい安全

日本には神社仏閣が15万程度存在すると言われています。
shutterstock_1586227.jpg
昔からの伝統を色濃く残す神社仏閣は大変貴重な日本の財産ですが、
近年深刻な劣化問題に直面しているそうです。

それが、害虫による被害との事。
主にシロアリやキクイムシだそうです。実際に多くの神社を訪ねてみると、
いたるところに虫食い穴のようなものを見かけます。

しかしこれを補修する事は容易ではないようです。
何故ならお金と技術の問題。

費用面では今はどこの寺院も困窮を極めています。
とはいえ途中段階では防蟻防腐処理を施していたはず。
当時の処理はほとんどが合成薬剤だったそうです。

そしてその薬剤は5年しか効果が持たずにその後放置されていると言う事だったようです。
これは困ります。
でも現実はそうなんですね。

一方ホウ酸ならば水にさらされなければ半永久的に効果が持続するので、
その様な心配がなくなります。
なぜ今まで日本ではホウ酸系の防蟻剤が浸透してこなかったのかが不思議です。

だからこそこの様な神社仏閣にこそ合成薬剤系の防蟻剤よりも、
ホウ素系木材保存剤を使用すべきですね。

その中でも特にお勧めなのが「ソウファ」だと思います。
エコボロンもいいのですが浸透性がソウファの方が高いように見受けられるからです。

表面塗布だた質感が変わってしまいますし、施工もちょっと難しい。
新壁構造などで柱を出したい場合にはエコボロンだと使用が難しいです。

ですから1棟丸ごと処理をするならソウファですね。

但し注意事項があって、ソウファは木材保存協会等の許可をとっていない商品なので、
長期優良住宅に使用するには少々テクニックが必要。
そのあたりは直接販売会社に確認してください。

よろしくね〜
posted by エコボロン施工 at 12:00| Comment(0) | エコボロン効果 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年03月18日

ホウ酸の防蟻剤を利用する理由

ホウ酸系の防蟻剤を利用した方がいいと思う理由です。

ホウ酸系の防蟻剤は自社で施工した方が楽です。
従来は2,3回に分けてシロアリ防除業者に依頼をかけていましたが、
作業中はどうしても大工が入れなくなります。
その期間は必然的に作業が止まる事になりますので、工期が延びてしまいます。

しかし、その点ホウ酸系防蟻剤であれば大工が作業している横で噴射機による作業も可能です。
万が一防蟻剤を飲み込んでしまっても安全だからです。
従来品ではそうはいきませんでした。

当然今までは、施工日の調整をその都度業者と行わなければならなかったのですが、
今ではその必要がなくなりました。
この手間暇や業者への気遣いを考えるといつでも施工できるホウ酸系防蟻剤は現場では非常に使い勝手がいいのです。

ですから、お客様観点からだけでなく現場施工観点からもホウ酸系防蟻剤は救世主です。
問題は価格でしょうか?

もう少々安くなればもっと普及すると思います。
現在の価格だとどうしてもまだ高いです。ロットが少ないので仕方がないのかもしれませんが、
従来品と比べると大きく価格差があるので、今のところ標準仕様に組み入れるかどうかは検討中。

防蟻防腐のみの効果の為に地盤面から1メートルのみの施工であれば、
使用量も抑えられるので※とはいっても高いですが。いいのですが、1棟丸ごと施工の場合はかなりの原材料費アップになるので慎重に検討しなければなりません。

その分お客様から多く頂ければ問題ないんですけれどね〜
posted by エコボロン施工 at 13:11| Comment(0) | エコボロン施工 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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