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2016年08月24日 10時28分 UPDATE

カプコン、「Suica」乗車履歴と連携するゲームを開発 ニンテンドー3DS向けに

カプコンがニンテンドー3DS向けに「Suica」などと連携するゲームを開発。乗車履歴に応じてポイントがたまる仕組みで、地方のイベントとのコラボも予定する。

[ITmedia]
photo JR東日本のサイトより

 カプコンは8月23日、任天堂の携帯型ゲーム機「ニンテンドー3DS」向けに、交通系ICカード「Suica」などと連携するゲームソフトを開発していると発表した。ICカードから読み取った乗車履歴を基に、ゲーム内で使えるポイントが手に入るという。ゲームタイトルや発売時期は未定。

 ICカードを「Newニンテンドー3DS」などのNFCリーダーにかざすと乗車履歴を読み取り、距離などに応じてポイントが手に入る仕組み。ポイントは、ゲーム内で使えるアイテムと交換できるという。ICカードとゲームの連携システムはJR東日本の子会社・ジェイアール東日本企画とカプコンが共同開発した。

 対応するICカードはSuica、ICOCA、PASMO、Kitaca、TOICA、manaca、PiTaPa、nimoca、SUGOCA、はやかけんの10種類を予定。読み取るデータは乗車履歴のみで、利用者の名前やチャージ金額などは読み取らないという。

 地方のイベントなどとタイアップも予定する。イベント会場の最寄り駅で、通常の2倍のポイントがもらえるなどの仕組みを用意し、ユーザーが地方に足を運ぶきっかけを作ることで「地域活性化に貢献したい」(カプコン)としている。

photo カプコンの公式サイトより

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