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幸福の観測所

反社会的宗教団体「幸福の科学」の批判を中心としたアンチカルトブログです。

幸福実現党本部が家宅捜索される(8/4追記)

NHKと新聞各社が報じているように、公職選挙法違反で「幸福の科学」総裁である大川隆法が設立した政党「幸福実現党」の本部が家宅捜索されました。
アルゴラブさんやサンポールさんのブログで少し前から取り上げられていたテレンス・リーの買収の件ですね。

警視庁の捜索を受けていることについて、幸福実現党本部は「党本部にまで捜索が及んだことに対して強い政治的意図を感じる。捜査当局に対して強く抗議していく」というコメントを出しました。

とのこと。「強い政治的意図」と言ってしまう辺りは、世間の人から見ると被害妄想としか見えず、ますます先鋭化してオウム真理教のようになるのではないかと危惧されているようです。
支持拡大がなかなか思うようにうまくいかない→「主のために」「教団のために」という理由で法に触れることをしてしまう→当然摘発される→被害妄想を強くする→社会に対して敵意を深める→社会からますます孤立する→……という負のスパイラルに陥っているように見えます。
こうして社会との溝がどんどん深まり、先鋭化して、果てはオウム真理教のようになってしまうのではないか、と一般の人が恐れるのは無理もないことです。
今回の捜査を受けて、教祖である大川隆法がどのような発言をするのかに注目ですね。
被害妄想を一層強くして、「国家権力に悪魔が入っている」みたいに言い出したら、やはり危険でしょう。逆に、「多少不正をしても救世運動が広まればよいのだ、という考えは間違いである」という風な発信を教団内部に対して行ない、職員や信者を戒めるようであれば、辛うじてまだ救いはあるように思います。
しかし、大川隆法は当初は数十議席獲得を予想していたのに(2009年文春インタビュー参照)、結果は0で、以降何度繰り返しても国政選挙では一人すら当選できず、得票率が増える気配も一向になく、かと言って今更引くに引けなくなっている現状は、もう哀れという外ないですね。

オウム真理教のようになりませんように

ふと、今の二十代以下の若い子たちは、オウム真理教事件と言っても実感は無いのか、ということに気付きました。
幸福の科学」はオウムほど酷くはない、ということは私も信じたいですが、教祖がこんなにトンデモな言動だらけで、教団やその関連団体がこんなにボロボロでも、ついていく信者たちがまだまだ数千人〜二、三万人規模でいるらしいところを見ると、洗脳(もしくはマインド・コントロール)の度合はオウムとそう変わらないでしょう。
閉鎖的環境に信者の子供たちを集めての洗脳教育は着々と行なわれ、昨年には二世信者が祖父母を殺害する事件があり、また詐欺的集金の手法も最高裁で明らかにされて賠償が認められ、そして今回は公職選挙法違反で捜査されるという、続けざまに反社会的行為を繰り返すようになってきました。まさしくカルト(反社会的団体)です。
悲しいかな、もし大川隆法が(麻原同様に)発狂すればそれに従うしかないのが、マインド・コントロール下にあるカルト教団の信者です。「幸福の科学大学」もできました。オウムと同じように、毒ガスや細菌兵器等を研究できるぐらいの施設もあるでしょう。
現代医学から見て、教祖の大川隆法は明らかに統合失調症です(症状を比較してみるとよく分かります。幻覚、幻聴、妄想等々の症状がピッタリ当て嵌まります)。機嫌良くやっているうちはまあ良いですが、追い詰められると、「神の声」と称してオウムのように暴発する可能性は高いと予想され、やはり警察としては治安維持のため、市民をカルト教団の暴発から守るために、徹底してマークせざるを得ないという所だと思います。

8/4追記

・この度、エドガー・ケイシー霊のリーディングにより、前代未聞の党本部への家宅捜索の真相、その背景にある、周到に準備された陰謀と、その黒幕が明らかになりました。

参院選の前から準備?
——やはり、周到に用意された計画だった!

◆驚愕! 謀略を巡らすシーンが目に浮かぶよう。
提案者、それを聞く人、実行者が実名で明らかに。

残念ながら、大川隆法統合失調症を悪化させ、被害妄想をより強くしてしまったようです。「エドガー・ケイシー霊のリーディング」などと言っていますが、「霊言」と言ってもつまりは大川隆法の潜在意識に過ぎません(顕在意識の場合も多々あると思われる)。自信の無い時や、責任を取りたくない時は「霊言」を小出しにして、あとで訂正したくなったらその霊のせいにして責任逃れをするという、「方便の時代は終わった」以来から使われてきたいつものパターンです。そんなものは信者にしか通用しないし、「霊言」であっても、全てが大川隆法の発言と考えるのが当然です。
こうやって教祖自らが陰謀論を唱えてしまうことが予想される限り最低の対応でしたね(上述のように「霊言」であるのでまだ逃げの余地はあるけれども)。