副社長、飛び降り死亡 寝室で妻?も 宮崎
23日午後4時半ごろ、宮崎市の航空会社・ソラシドエアから「副社長が22日から出勤してこない」と相談があり、宮崎県警宮崎北署員が副社長の鈴木信行さん(60)の同市の自宅マンションに駆けつけたところ、寝室で女性がマットレスに横たわっているのを見つけた。その後、女性の死亡を確認した。鈴木さんは妻と2人暮らしで、女性は妻の可能性もあるとみて調べている。女性に目立った外傷はなく、今後司法解剖する。
同署によると、このマンションで21日午前に、男性が飛び降り、死亡した。裸足でマンション通路をうろついている男性を住民が見つけて110番。駆けつけた署員が説得しようとしたが、男性はそのまま手すりを乗り越えて飛び降り、死亡した。歯型を鑑定した結果、23日夜、男性が鈴木さんであると確認した。自宅から遺書などは見つかっていない。
ソラシドエアによると、鈴木さんは今年6月、専務から副社長に昇格した。同社は「警察から突然の訃報が入り、驚いている」と話している。【尾形有菜、宮原健太】