みなさんお久しぶりです。Naokiです。 



ブログの更新がまた開いてしまいましたね。申し訳ありません。。

じつは、手術の時に痔核(肛門ポリープ)をとっていたのですが、そのときの傷が治る時に細菌を巻き込んで治ってしまったらしく、5月初めにまた肛門周囲膿瘍になってしまい、切開排膿の処置を受けていました。

そのときは、痔瘻ではないっぽいよと肛門科の先生に言われていたので安心したのですが、その切開排膿の傷があともう少し!のところがなかなか治りきらず、8月1日にもう一度肛門科の診察を受けましたら、うーん、痔瘻か微妙なところだ、といわれてしまいました(T_T)

しかし、正直便をしても肛門は痛いと感じない、膿っぽいのもほとんど出ていないので、痔瘻だとしても前回の痔瘻よりは圧倒的に軽度ではあると思います。



そこで、8月初頭からまた排膿散及湯と抗生剤でしっかりと対策をうち始めたところ、切開排膿の傷の経過は徐々に良くなっているように思えます。(ちなみに前回の手術の時の傷口は完全に治りました!)

また、6月半ば〜7月半ばまでまた下血がありました。きゅう帰膠がい湯で対策をして血は止まりました。

そして、院試があったこともあり(受かりました)ブログに全く気が回りませんでした。ごめんなさい。。



とにかく、なかなかいろいろと大変ではありますね汗

現在は痔瘻なのかよくわからないけどそれの対策と、まだ軟便ですので、粛々と排膿散及湯と断痢湯で治療をまだまだ継続しているところです。

痔瘻かよくわからないものは、今回に関しては漢方でどうにかいけそうな感じがするので(正直前回の痔瘻に比べたら辛さは10分の1以下ですので、というか痔瘻なのかどうかさえも怪しい?)ちょうど8,9月は夏休みということもあり、とりあえず漢方で様子見をしようと思っています。

ただし、一回手術を経験していることもあり、あんまり良くならないようだったら手術しちゃおうと思います。。
すっきり完全にそちらの方が治ると思いますしね。
ただ、手術をするまでの労力をかけるレベルではないので、まあ漢方で今度こそは治せそうな気がします。

夏休みは治療に専念しようと思っています。





で、これからが本題です笑

喉頭蓋炎で緊急入院してステロイドを泣く泣く使った2年前、そのあと3ヶ月後にきついリバウンドが現れる前に松本医院にフラフラで行ったその時から松本医院に全く行っていなかったので、血液検査をかねて8月10,11,12に京都・大阪に行ってきました。

松本先生からは「君の成長ぶりを見て、わしの劣化ぶりを見てもらおうか、ハハハー!」と行く前の電話診察でいわれました笑



たしかに、ステロイドを泣く泣く使って、色々沢山大変なことがあったけれども、その分ものすごく人間的に成長したなあと自分でも感じています。人間は苦難の中でしか成長しませんからネ。。 

その内容はこれから書くことにして、その行程を見ていただきましょう。
twitterに予告した通り、濃厚な内容になっていると思います。





高校を卒業したあと、大学病院で潰瘍性大腸炎ではなくクローン病であると診断を受けて、それがある意味幸運だったと思いますね。

当時の主治医からレミケードを勧められましたが、レミケードはどうしても使いたくなかった、それは自分は生物を勉強していてTNFをインフリキシマブという人工抗体でひっつけて免疫の応答を阻害するのはどう考えてもおかしいと思ったからです。どう考えても悪性リンパ腫の発生の要因はそれにしかちがいないから、「0%~100%」の確率の問題ではなく「YES or NO」の原理の問題だと思ったからです。

そこで「クローン病 漢方」でネット検索したら松本医院にヒットしました。

「潰瘍性大腸炎 漢方」だと広島のスカイクリニックにヒットしますよね。
でも、僕は松本医院にこのようにして行くことになりました。



新幹線に乗ると、その時の気持ちを鮮明に思い出しますね(^^)
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富士山は大きいですねえ…
夏富士もいいものです。

で、新幹線の揺れが気持ちよくて結局京都まで寝てしまいました、景色見たかったのに笑

初日の予定は松本医院の診察だったので、まずは高槻に着きました。 
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例のごとく、やっぱり松本医院の外観は怪しいですね笑
ミスドの上に全国の難病患者が集まる医院があるのはシュールだと思います。。
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正午から鍼灸治療を予約していましたので、鍼灸治療を受けました。
痛きもちいい…
熱きもちいい…
(ドMか君は笑)

そしてしばらくして、約2年ぶりの「生」松本先生でした。。

診察を受ける前に診察室の中で少し待たされるのですが、僕の前に診察していた女の子がアトピーでいらっしゃって、松本先生にかなりきついことをいわれていましたね…

もしかするとその子がこのブログを見てくれているかもしれないので(松本先生が僕とこのブログをその子に紹介していたので)書きますが、松本先生はああ見えてすべて見抜く人ですから、最初それをいわれた時はかなり辛い思いをしたと思います。

でも、無駄な強がりとか色々な執着をメンタルの面から切り捨てて行かないと、葛藤し続けることになるので、免疫を自らのステロイドホルモンで下げることになりますから、そのかぎりではアトピーは治らないでしょう。

僕からは「ありのままの自分を受け入れて、ありのままの自分を愛する!」ですね。
自分を武装する必要はなくて、そのまんまの自分を出せると、きっといいことありますよ(^^)

まあ、松本先生きついこと言ったあとにこんな感じにフォローができると完璧なんですがね…(^^;





僕自身の診察は、例のごとく免疫学の話を楽そうにしていました。相変わらずです笑
時々自分は松本先生のカウンセラーに思えます笑

途中2回電話診察が入りましたね。いやいや本当にお忙しい…

松本先生は「前の患者さんがバカだとその時のイライラを引きずってしまうねん」っておっしゃってました(^^;
まあ、正直で裏表が全くないのでそれはそれでいいのですが(^^;



ちなみに松本先生が勉強してこない人に腹が立ってしまう理由は、二日目の夕方に松本先生に食事に連れて行ってもらったのですが、その時に明らかになりました、あとで書きます(^^)

僕には「君と話すとほっとするわ、わしはいつもほっとしたいときに君のことを思い出すねん」といってもらえましたが、松本医院の患者さんに後ろめたい気持ちもありますね。
まあ、これも二日目の食事の件の話で詳しく話します。

切開排膿の傷が治りにくいので排膿散及湯と軟便なので断痢湯をたのみました(^^)

次の日に京都で落ち合うことを約束して、血液検査のために採血して、会計して、藤田薬局で漢方をもらい、この日はUSJ前のホテルにいきました。

松本医院はかわいい看護師さんいっぱいいますよね笑
僕自身はそんなことはどうでもいいのですが。。
松本先生の学位記です。本当に同じ誕生日なのが不思議不思議…
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USJ前のホテルに泊まったのは、母親と弟(中2)がUSJに初日・二日目と行くことになっていたからです。。
ぼくはこの日は松本医院の久々の診察で終わりました。

夜は親子丼食べました。
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母と弟は丸一日USJでぐったりしてました笑







二日目は、弟と一緒に午前中USJにいってきました!
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開園したら、すぐにウィザーディング・ワールド・オブ・ハリーポッターにいきました。
いやあ、凄いアトラクションでしたよ…
ホントにクィディッチやってるみたいでした…
弟はもう一回乗りたいって言ってました(^^)

バタービールは、とにかく甘かった笑


そして、塾で一時期ハリーと呼ばれていた僕は、その日本当にハリーになっていました笑
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そして弟と一緒にアメイジング・スパイダーマン・ザ・ライドにも乗ってきました!
スパイダーマン助けてー!でしたよ本当に。。
写真よくとれてたので、即購入です。。

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お昼はUSJを出たところにある大戸屋家族3人で食べましたが、そこでいい絵が飾ってありました。まさにその通りだと思いますね!!!
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午後からは京都に向かいました。

大阪駅、きれい。。
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京都駅です。
京都駅はなんか毎回神懸かっているとおもいます。
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そして京都市内をプラプラしたあと、17:30から松本先生と落ち合いました。



新・都ホテルの中華料理「四川」で中華を奢っていただきました!
ありがとうございます!

松本先生と食事を始めようとしたら、松本先生に外国人から電話がかかってきて、凄いカタコト英語でなんか話していました。
僕が聞いた限りでは、アメリカ人かシンガポール人か?とか、銀行がなんだかんだとか、日本語はなせますかとか、自分は英語のヒアリングはあまりできないがライティングからなら何でも分かるからドキュメント(文書)をくれだとか、eメールはワイフができるけど自分は電話しか分からないとか言ってました。

おそらく取引かなんかの話だったのかな???

それが終わったあと中華料理を一緒に食べました。
話した内容は大きく免疫学の話と、人生の話でしたね。



免疫学に関しては、やはり最近色々と分かるようになってきたことが多いんだとおっしゃっていました。
ヘルペスウイルス、とくにEBVがBリンパ球に感染すると強制的にクラススイッチがおこり、まさに自己免疫疾患を引き起こしてしまうことや、CMVはアシクロビルで殺せないから厄介なんだとか。とにかくヘルベスが色々悪さしていることが最近分かってきているようです。

僕自身もクローン病のwikiに合併症にサイトメガロウイルス腸炎があると書いてありまして、そりゃステロイドとかで免疫抑えればヘルペスは増殖し放題だよなと思っていたところの話でしたので、うんうんと聞いていました。(IBDが治りにくい人はサイトメガロウイルスが腸管に感染しているのではないかと思うのですがね。松本先生もそれに賛成していました。縦走潰瘍とか深堀れ潰瘍とかヘルペスじゃね?と僕は直観的に思っています。しかし、CMVは検査料が高いのと、CMVを唯一殺せるガンシクロビルという抗ヘルペス剤が一錠3,000円するらしいのでよほどのことがない限り使わないらしいです。いままでに一回生体肝移植をされた患者さんに松本医院は処方して、黄疸がかなり良くなられたそうです。アシクロビルはCMVは殺せないのです。)

色々お話ししていましたが、補体の話などもありとても難しい話ではありました。しかし、その気持ちが凄く良くわかります。僕自身も数学について話すのは面白いですからねえ。

数学の話は松本先生は医学・生物学なのでざざっと概要を数学をやっていない松本先生にも分かるように直感的に説明しました。

松本先生はこういうアカデミックな話が大好きみたいですね。

 

松本先生は例のごとく、とにかくよくしゃべります。
人生の話では、松本先生の過去についてもお話がありました。(あまりにも話が早すぎて、ぼくもうろ覚えのところがあるので間違っているかもしれません。)

中学の時に硬球が目にぶつかり、それから地元ではトップの成績の自分が偏頭痛でろくに勉強ができなくなり、高校2年のときには自殺しようと自殺行脚していたことがあったようです。 

中学の時にいつも競っていた人がいたそうですが、高校時代には上から75番目まで落ちてその相手に「松本おまえどうしたんや」と言われた時にはプライドがズタボロになったとおっしゃっていました。

また、大学時代には塾を経営して、億単位で稼いでいたそうです。

ポルシェを乗り回していたそうです笑

でも、医者になったらその時こそ自殺しようと考えていたそうなんです。M事件?(僕昔の事件は知りません…)みたいに、塾の経営はうまくいって億単位かせいで、ポルシェ乗り回して、医者になって、周りからみたら人生の絶頂のところで死んだらかっこええやんっておっしゃってました。

そのときに、松本先生を昔からかわいがっていた人に奥さんを紹介されたそうです。

松本先生の奥さんの第一印象は「なんやこのぺちゃくちゃよくしゃべる女は」だったらしいです。(逆じゃないのって思うんですが…笑)

松本先生はその時は周りから見たら絶頂の時に死のうと思っていたので、結婚とかは全く考えていなかったようなのですが、そのかわいがってもらっていた人が尊敬に値する人なので、仕方なく会っていたのですが、3回くらい会った時にやっぱりもう会わないようにしようと思い、それを言おうとしたところ奥さんの凄み?(何がそんなに凄かったのか聞き取れなかったのですが…)に押され結婚を「は、はい」と承諾してしまったようです。。37で結婚したそうです。(誕生日ですね笑)

それから、奥さんのお父さんが漢方医で、漢方なんてうさんくさい薬だと思っていたけれども、奥さんのお父さんだからと渋々飲んでみたら、自殺を考える原因の偏頭痛が一気によくなり、晴天の霹靂であったと。

医者になって、松本医院を開業し始めて、それでも塾を経営していたらしいですが、松本医院の方が忙しくなってきたので塾を他の人に任せたら一年でつぶれてしまったそうです。
松本先生は英語も得意で、塾ではなかなかやらない発音記号をやったりと、かなりのカリスマ性があったみたいですね。

奥さんはかなりしっかりしていて、松本先生が開業し始めてから、薬剤師だけでなく鍼灸の資格もとって、それでリウマチを漢方で治療していた時に鍼灸をしている時に臨床的にクラススイッチ現象を発見したそうです。「アトピーがリウマチの症状が楽になるとでてくるねん、とくに鍼灸やるとバンバン出るねん」っておっしゃていました。

そのあとに坂口志文先生がサプレッサーTリンパ球(今ではレギュラトリーTリンパ球と言われています)を発見して、京大の本庶佑先生(松本先生はあのおっさん呼わばりしてますが笑、クラススイッチの意味付けをしていないことに腹が立っているそうです。)がクラススイッチの存在を証明して、色々線で繋がって、徐々に今の松本理論が完成してきたんだということですね。奥さんの内助の功が凄いのだなと思います。松本先生は何回か前に電話診察した時にワイフに色々グチグチいわれるって愚痴をこぼしていましたが…(^^;
母親はどこの家も一緒なのよって言ってました笑
奥さんが強いのよって、松本先生より強い奥さんてどれだけ凄いんだと思うんですが。。




色々話して、また松本先生も話題がころころと変わるのでなんともまとめにくいのですが、なんといっても「真実」というものが松本先生のベースにあるのだと感じましたね。

また、松本医学は正直薬を沢山使ってきた患者にかなりきつい目を見せる医学でもありますから(使ってきた薬、自分で出したコルチゾールのツケ返しを徹底的にやらせるってのが松本医学ですからね。)松本先生としてもいままで十万人見てきているけど修羅場というのも沢山あった、人は殺してはいないけれどもやるには相当のメンタルの強さが必要で、そのよりどころは「真実」であったとおっしゃっていましたね。絶対普遍の生物学的な真実があるからこそこの医学を貫徹することができたと。

松本先生は「人を救うためだなんてわしは偽善者すぎて言えへんわ、真実を追求しその結果患者が救われているだけやで。人を救うというのはよく資本主義の正当化のために経営者が使うけどあんなの偽善的すぎてわしは言えない。あくまで自分に利があるからやっているだけや。」と正直におっしゃっていましたね。

続いて、「なんで君はそんな風に何の利もないのにブログやったりできるの?その理由も聞きたいんや」とおっしゃていました。僕は次の二次会でお話ししますと中華料理の時は返答しました。これに対しての答えはこのあと書きます。

松本先生はまた、「わしはもう人からどう思われようと気にせえへんねん。」とおっしゃていました。これは偏頭痛で鬱になり、精神的に地獄に落とされた時にあらゆるものを捨てて、自意識も完全に捨てたんだとおっしゃっていました。だからこそ遠慮なく人の本質を突くことができるのだろうと思いましたし、また患者さんにも遠慮なくものが言えるのだろうと思いました。(自意識捨てすぎるのもまた問題なのかもしれないですが…笑)

自分は自意識がまだまだ強くて、これを捨てていかないとまだまだメンタルの面では葛藤し続けるだろうなと思いましたので、僕の最後の課題が松本先生とお話ししている時に分かりました!(がんばります!)

また、僕が松本先生を見習うべきは、「人の幸せを自分の幸せとする」ですね。松本先生は偏頭痛で自分の力を思い通りに発揮できないその自尊心を失っていって、そのときに人を妬んだり嫉妬したりと精神的に葛藤されたそうですが、そのときに「わしはなんで自分の兄弟が幸せになることは喜べるのに、なんで他人のことは喜べないんだろう、なんて汚い心をもっている人間なんや…」と反省されて(松本先生は上に2人兄がいるそうです)それを身に沁みて実感されたそうです。僕も病気になってから何でもできた中学時代から比べて、色々と制限があって人を羨んだりしてるので、これもまた見習うべきだなあと思いました!



とちゅう、免疫学と数学の話をしている時に「直観が先にくる」という話もしました。数学は論理の学問と思われがちですが、そうではなく先に「こうだ!!!」という直観があって、そのあとその直観を論理で突き詰めて行くというのが数学を生み出すということで、松本先生も「ステロイドはまずい」という直観がやっぱり先にきたなと実感していただきました。それが免疫学の新たな事実を生み出すことにつながってくるということで、似ているねとも話しました。



あと、松本先生は「民主主義はバカも幸せになれるように勉強する機会を平等に与えるのに、なぜ勉強せえへんねや。勉強しないやつがくるとイライラするねん。」とおっしゃていました。うん、確かに平等というのが民主主義の根幹にありますよね。僕も正直免疫学・生物学は覚えるのが大変なだけで、数学に比べれば至って理解しやすいとは思いますから、ぜひとも自分の病気の理解のため、病気を治すために勉強して欲しいし、平等によって与えられた機会を無駄にはしてはいけないと思います。でも理解できないこともあるだろうなと思いますので、それはやはり僕だったり、理解している人が松本理論を解説・図解する必要があるのだと思います。

言ってみれば、ぼくはたまたま高校で生物を勉強して、自分で言うのもなんだけど頭は悪くはなくて、しかも松本先生とシンパシーが強くて松本先生に贔屓にしてもらっている訳です。松本医院で治療したくても松本先生に色々言われて辞めざるをえなかった人も沢山いると思います。だからこそこの与えられた運と言うか才というかは自分一人で独り占めしてはならないなあと最近強く思います。図解もすこしずつでいいからやって行こうかなと思います。未だに図解の影響力が凄いみたいですから、すこしでも役に立ちたいなと思います。



あと松本先生は、今でも自分が分からないとおっしゃっていました。いまでも偏頭痛になる前の自分を思い出して自分を慰めているんだとおっしゃっていましたね。ものすごく複雑な精神性をもっている方なんだろうなと思います。でも自分自身もかなり複雑怪奇な精神性をもっているので(そうは思われないかもしれませんが…)なんとなく松本先生が『分かる』んですよね〜よくわかりません。



そんなこんなで松本先生とおいしいおいしい中華料理をいただきました。
フカヒレがおいしかったです(^^)
松本先生の食べ方が子供っぽくて可愛かったです。。

カニ料理が出たのですが、ぼくは少しだけカニアレルギーがあり、顔がすこしヒリヒリしてました笑



松本先生と僕の写真はっておきます。
松本先生には許可をいただいております。
「煮るなり焼くなり好きにしてくださーい、アッハッハ!」と言われていますのでご安心ください(^^)
松本先生が本当に煮られ焼かれそうで心配なんですが…思い切って載せます!
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そのあとは「ラグーン」というバーで飲みました。

先生は開口一番、「わしは生き方を変えないかんね…」とおっしゃいました。

中華を食べている時に、松本先生が、僕がこのようにブログをやっているのは、叩かれることもあるだろうし、お金がもらえる訳ではないのになぜ、それでもなぜつづけていられるのか?、について聞かれた時に、『愛』であると答えたからなんだと思います。

もちろん僕は、松本理論が正しいと思っていなければそもそもこんな風にブログはやっていないでしょうし、図解なんかも書きません。事実であることはもちろん前提にあるし、生物学的な病気の理解をなるべく広めたい、というのも原動力になっていると思います。正しいと思っているのはもちろん高校時代に医学部を目指していた時に生物を勉強し、免疫学を前提として知っていて、松本理論を見た時に全ての勉強した事実、つまり「点」が「線」で結ばれて、こりゃすごいやと思い、また理論通りに治療が進んだこともそれを後押ししています。正直松本理論自体は概要だけであれば数学よりよっぽど簡単だと思いますよ。厳密に理解するとなるといろいろ生物学の知識が必要ですからある程度は難しいです(それでも数学より簡単です笑)。



しかし、僕もなんでこんな風にブログを続けているのか…
自分でも分からなかったのです。
真実以外に何が原動力なのかは、喉頭蓋炎になってステロイドを使って、もう一度松本医院で治療を始めて、松本医療の実践の厳しさをくぐり抜けて行く中で、なにが自分の光なのか分かってきました。

リウマチの症状がリバウンドで現れてきた時に、松本先生に言われたんです。
「闇の中でこそ光は輝く。わしも20年間自殺したいと闇の中にいたときに、真実がきらきらと輝いてみえたんや。」と。

僕も何回か修羅場を経験しました。それで何が自分の光なのか完全に分かりました。僕にとってはそれは真実ではありませんでした。松本先生との違いはそこだと思います。

僕自身も高校時代に潰瘍性大腸炎と診断され、難病です。治りません。と言われた時から、地獄のそこに落とされるような体験をしました。鬱になって、ぼくも高校二年生の時に松本先生と同じく自殺したいと考えていたものです。(クローン病と診断されたのは上に書いた通り高校卒業後です。)

その時に死ぬことを選ぶより生きることを選ぶ強い理由があったのですが、まあ現時点ではそれがなんなのか詳しくは言えません。松本先生には言ってしまいました笑。みなさん松本先生に聞かないでください。詳しく書く時が来るかもしれませんが…



とにかく、『真実』ではなく『愛』だといっておきます。
それが僕の最大の強さの源であり、最後に残ったものでしたね。
(なんかここまで書くと分かってしまう気がするんですが、みなさんコメントにはその答えとか書かないでくださいね!!!)

高校時代にそれによって救われた経験があるので、それが強くベースにあって恩返しというのかなんというのか…そんな感じが自分の中にあるんです。

なんというか、いろんな人に愛を与えられたらいいな、って思うところがあるんです。



この世界で物質的に強力な力は「真実」だと思います。それに対して、人と人の間にある目に見えない、B'z的に言うと「ミエナイチカラ」でInvisibleな「愛」がありますよね。

この二つってものすごく強力な力だなあとつくづく感じます。松本理論という「真実」は医療を物理的に変える力がありますよね。対して、人を変えたり救ったりするのって最終的には「愛」なんじゃないかとおもいます。



松本先生は、その愛のエネルギーというか、それが欠けてるんです。
厳しく患者さんのメンタルの問題とかを指摘して突き放す父親的な「慈」の側面は強いのだけれども、フォローできなかったりとなんか全てを受け止めるような母親的な「悲」がない。

「慈」の側面はもちろん真実を拠り所としているところからきていらっしゃるのだと思います。でも松本先生には「悲」の側面も必要なんじゃないかと思うんですよね。慈と悲二つ合わさって「慈悲」ですからね!(←うまいこと言ったな自分)

「悲」の側面というのは、愛し愛されの経験がなければなかなか手に入れることが難しい気がしますが、少なくとも僕は松本先生の全てを受け入れていますし、愛していますよ〜(読者の皆さんも愛していますよ〜)



松本先生の娘さんは京大医学部で、京大の医学部の教授に「あの松本医院の松本先生の娘」とばれた時に、父親のことを誇りに思っていると言ってくれて、嬉しかったみたいな話もしてらっしゃいました。松本先生自身京大の先生に会う機会があったそうで?そのときには娘のために静かにしておいたけれどもっておっしゃっていました。

しかし、この松本医学は自分にしかできなかったやろうな…ともおっしゃっていましたね。僕もそれを色々社会を見て感じました。並大抵の医学ではないと思います。



松本先生にはワインをいただきました!今までで飲んだワインの中で一番美味しかった気がします…(^^)これも松本先生のおかげかもしれませんね〜〜!松本先生は次の日にも診察があるとのことでお酒は飲まれませんでしたが、一緒に飲めたら良かったですねえ〜
コルクは記念にもらいました!
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またまた松本先生との写真です。
ちょっと酔ってます。
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松本先生に京都駅に車で送ってもらい(松本先生はBMWに乗ってまして、外車だと助手席が右にあるので変な気分でした)、終電になんとか間に合って、ユニバーサルシティにあるホテルになんとか帰れて、二日目は終わりました。





三日目は家族全員疲れていて、どこにも行く気が起きなかったのでそのまま帰ることになりました。

昼食にUSJ前にあるオムライス屋さんで三人でオムライスを食べてから帰りました〜
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血液検査の結果が今日届きました!
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リンパ球34!よくここまでもっていったなと思います(T_T)
実はずっとハラハラしていました。
というのも、リンパ球は幹細胞がステロイドなどの免疫を抑える薬で殺されてしまうと、ある一定以上は現実いかなくなってしまうからです。
もしあまり回復してなかったら、太鼓とか色々諦めなきゃいけないかな…って覚悟していたところだったので、まだまだ諦めなくて大丈夫だと思います。
約2年前のリバウンドの時にはリンパ球10でしたからね〜
リンパ球がこれだけあがっていれば後は自分の力で病気を治していくのみですね!
痔瘻だかなんだか分からないものもなんとかなる気がします。油断はできませんが。。
あと、ヘルペスの抗体価が高いですね。最後に残るのはまさにヘルペスですね!!!



自分の力で治す、っていうとこれ思い出します。
本当にそう思います…大変ですけどね。
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とにかく、休める夏休みににしっかり休み、できることやるべきことををがんばりすぎない程度にやって、今をしっかり生きようと思います!(^^)




ちなみに松本先生との写真のTシャツはB'zのライブの時に買ったTシャツです(^_^)/
ライブの方は『EPIC NIGHT』と言うタイトルでした。



『EPIC DAY』
日本語にすると「人生で最高の日」
いいアルバムですよ〜〜〜オススメ!!!
もう一年半前くらいのアルバムですが…神懸かってます(^^)
epic morphismというのが数学の「全射」という意味でも使われるらしいです(教授の話によると)
最後は宣伝になっちゃいました。。スイマセン〜〜〜
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