今回は、BARAKAのスキンケアアイテムの主成分となっているロータスの魅力。
その第2弾をお話しします。
ところで、
皆さんは、ロータスがどのくらい前から存在している植物だと思いますか?
バラがこの世に登場したのは今から5,000万年前といわれていますが
ロータスはそれよりもっともっと前。
なんと1億4,000万年前に存在していたそうですから、気が遠くなりそうですよね。
しかも、世界にはロータスにまつわる神話がたくさん存在しています。
なかでも有名なのが、エジプト神話に出てくるロータスのお話。
古代エジプトにまつわる壁画や美術品にはロータスが描かれ、
歴史的な神殿のモチーフにも数多く使われています。
それは、ロータスが
“再生・復活の象徴”
といわれていたためです。今日は、このエジプト神話をご紹介しましょう。
エジプトで初めての王様となった「ホルス」は、
豊穣の神「オリシス」と女神「イシス」の息子です。
このご夫婦、実は兄と妹でもありました。
イシスは妻として、一国の王である夫オリシスを献身的に支えます。
しかし、そんなオリシスの王座を狙っていた人物がいました。
彼らの兄弟にあたるセトです。
セトはオリシスを殺し、遺体をバラバラにしてナイル川に捨ててしまいます。
イシスは、深い悲しみのなかオリシスの遺体を探します。
そして、見つかった身体を繋ぎ合わせて、彼女の強い魔力によって夫を蘇らせます。
復活したオリシスは「冥界の王」となって、死者の魂を審判する神となりました。
日本でいうと閻魔大王様のような存在でしょうか。
その姿は「フネフェルのパピルス」として大英博物館に保存されています。
妻イシスの深い愛情と絆によって、見事な復活を遂げたオリシス。
古代エジプトでは、人は死んでもまた蘇ることができる、と信じられていました。
死者を「ミイラにする」という独特な儀式も、
イシスがオリシスの身体を包帯で繋ぎ合わせたことがはじまり、といわれています。
そして、上の写真(「フネフェルのパピルス」のレプリカです)をよ~く見てみると
冥界の王オリシスが座っている台座からロータスの花が咲いています。
これが古代エジプトで描かれていたロータスなのです。
この神話によって、ロータスは特別な植物として大切にされてきました。
しかも、後に君臨する王たちは、妻である王妃をロータスに例えていたとか。
再生・復活の象徴といわれるロータスと交わることで、
死してもまた神となって復活できる、と強く信じていたそうです。
さらに、古代エジプトの女性たちにとってもロータスは特別な花。
当時の女性たちにとっても、王妃は憧れの存在だったのかもしれません。
ロータスをモチーフにしたものは、「若さ、みずみずしさ、清らかさ」のお守りとして
多くの女性たちに大人気だったそうです。
王妃美容を提案するBARAKAのスキンケアアイテムに
ロータスを配合しているのは、このようなエピソードがあるのも理由のひとつ。
数々の話を知れば知るほど、ますますロータスに惹かれてしまいます。
そして、今日も「ロータス ウォーターミスト」と
「ロータス ウォータードロップクリーム」を使いながら、
「私のお肌も再生・復活できますように…」と願いを込めたいと思います(笑)
※ロータスの魅力 第1弾はコチラをチェック
※古代エジプトで描かれているロータス。
正しくは睡蓮を表していますが、ここでは蓮と睡蓮のふたつを総称してロータスと呼んでいます。
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