蹴球探訪
奇跡の初優勝見えた レスター・岡崎が激白「試合後はいつも悔しい」(4月27日)
【ゴルフ】松山、6打及ばず3位 悩めるグリーン2016年8月23日 紙面から
◇ウィンダム選手権<最終日>▽レギュラーシーズン最終戦▽21日、米ノースカロライナ州グリーンズボロ、セッジフィールドCC(7127ヤード、パー70)▽晴れ時々曇り、気温32度、南西中風▽賞金560万ドル、優勝100万8000ドル▽75選手 【グリーンズボロ(米ノースカロライナ州)テッド・ムース】6位で出た松山英樹(24)=レクサス=は4バーディー、1ボギーの67で回り、通算15アンダーでトップと6打差の3位だった。首位で出た21歳の金(キム)シウ(韓国)が67と伸ばし、通算21アンダーでツアー初優勝。5打差の2位にルーク・ドナルド(英国)が入った。 首位を追うはずが、思うように差を詰められず、松山の目には落胆の色が浮かんでいた。悩みの種はショットではなく、グリーン上にあった。 「(ショットは)0%から5%に戻ったかな、と。パットは初日が50%だったら、日に日に悪くなって、今日は3%くらい…」 2番で8メートルをねじ込み、6番では3メートルを沈めた。序盤に奪った2つのバーディーで勢いづくはずだった。だが、7、8番で逸機。10、12、13番ではいずれも4メートルが入らずに失速し、14番パー4ではカラーから3パットで痛恨のボギー。勝敗は決した。 フェアウエーキープ率76・79%、パーオン率84・72%と悪い数字ではないだけに、「パットの感触? うーん…。悪いですよ。結果も…悪い。どうしましょう」とポツリ。優勝を逃した全米プロで肝心のパットが不発だったため、「今週は(パットの打ち方を)変えたら、もっとひどくなったんでどうしようかな。来週、また変えてみて、どうなるか」と悩みは深い。 ただ、そんな苦境にあっても、今季7度目のトップ10締め。次週から始まるプレーオフシリーズに向け、「良くない中で、いつも通り良い感じでスコアはつくれている」と手応えを語り、「最終戦に行って、お金を稼ぎます。ゲスい話ですみません」と冗談交じりに笑った。その明るい表情は、全米オープン、全英オープンで予選落ちした大不振との決別宣言のように見えた。 PR情報
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