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父親“受験勉強せず口論に”

08月23日 12時32分

父親“受験勉強せず口論に”

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21日、名古屋市北区で12歳の小学生の長男を刃物で刺したとして48歳の父親が逮捕された事件で、父親が「息子が中学受験の勉強をしないので口論になった」という趣旨の供述をしていることが捜査関係者への取材で分かり、警察は受験勉強を巡る親子のトラブルが事件の背景にあるとみて調べています。
21日、名古屋市北区上飯田のマンションで、この部屋に住む小学6年生の佐竹崚太くん(12)が包丁のような刃物で胸を刺され、その後、病院で死亡しました。
警察は崚太くんの父親で会社員の佐竹憲吾容疑者(48)が刺したことを認めたことなどから逮捕し、23日、殺人の疑いで検察庁に送りました。
警察の調べによりますと、佐竹容疑者は「誤って刺した」と供述していて、その後の調べで「息子が中学入試のための受験勉強をしないので口論になった」という趣旨の供述をしていることが捜査関係者への取材で分かりました。
崚太くんは県内有数の私立中学校への入学を目指していたということです。
家族を知る人などによりますと、佐竹容疑者は普段から崚太くんの勉強態度について厳しく叱ることがあったということで、警察は中学入試の受験勉強をめぐる親子のトラブルが背景にあるとみて詳しいいきさつを調べています。

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