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【プロ野球】

広島は一戦必勝 緒方監督「やること変わらない」

2016年8月23日 紙面から

「優勝するんじゃけん!!」と書かれた看板の横を通って東京へ向かう赤松=広島駅で(吉澤敬太撮影)

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◆勝てばM20 引き分けでも21

 広島が巨人との3連戦に向けて22日、陸路東京に移動した。勝てば25年ぶりの優勝マジック20、引き分けで21が点灯する。緒方監督、新井が「一戦必勝」を強調。菊池はナインの総意を代弁した。

 「マジックは経験したこともないので気にならない。ただ、この7試合は優勝するために確実に勝たないといけない。(リーグ5球団)全部勝ち越して優勝ロードを進みたい」

 交流戦にも勝ち越したが、今季のリーグ対戦5球団で、巨人は唯一負け越している相手だ。現在、8勝10敗で直接対決はあと7試合。引き分け0とすればノルマは5勝となる。「危機感しかない」と言う。追われる者の重圧。打ち勝つために隙は見せない。

 2008年。阪神に在籍した新井は、巨人に最大13差を逆転され「メークレジェンド」を経験した。「最後までどんな状況だろうと、決して油断してはいけない。それはみんなにも伝えている。最後まで一戦必勝で戦う」と気合を込める。

 緒方監督は大一番を前に過度な意識を持たないでいる。「勝つこともあれば負けることもある。ただ、巨人相手でもやることは変わらない。目指す野球ができるか、どうか」。成長した選手を信じ、初志貫徹でゴールテープを切る。追われる重圧に打ち勝ち、完全Vで悲願の頂点に立つ。 (田中政行)

 

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