お疲れ様です。高畑裕太です。
本日は晴天なり…天気の移り変わりとは恐ろしいものですね。
遂、この間までMA-1を着ていたのに、今身に纏っているのはタンクトップと半袖。
毎回、ブログを書く度に時の流れを実感します。
そして素直にこのブログに毎回書き記している自分がとても滑稽です。
告知が三点
一点目
本日
19時～日テレにて「ぐるナイ」
21:54～フジテレビにて「となりの新選組」
24:59～日テレにて「変ラボ」
O.Aです。
どれもとても楽しい撮影、収録でした。
是非、ご覧下さいませ。
二点目
本日は
明日から全国公開であり
コーエン兄弟監督作品の映画「ヘイル、シーザー！」の公開アフレコ収録でした。
こうして映画の現場に携われるという光栄と公開アフレコという緊張感が胸を駆け巡っていましたが
ロバートの秋山さんが上手に会場を回して下さり、とても楽しいイベントになりました。
本当にありがとうございます。
公開アフレコの様子は明日の
「めざましテレビ」
「スッキリ！」の二番組で放送されます。
また本収録した方の予告編も、全国の映画館にて流れる予定です。
なので是非、映画館に足を運んでみて下さい。
「ヘイル、シーザー！」ベルリン映画祭のオープニングを飾ったとてもグレイトな作品になっています。
こんな豪華な映画、二度と観れません。是非！
そして補足ですが、挨拶にて上記のベルリン映画祭のオープニングという部分をカンヌ映画祭と言い間違え、大変、赤っ恥をかきました。
三点目
高畑裕太
今年、11月にて舞台に上がる事が今日10時に情報解禁されました。
敬愛する、劇団ONEOR8の本公演
作・演出田村孝裕さんの「さようならば、いざ」に出演致します。
初舞台でもお世話になりました、田村孝裕さん。
こうして再び尊敬する演出家にまた出会えた事や
そして敬愛する劇団ONEOR8の本公演に参加出来る事を誇りに思います。
兎にも角にも、タイトルのセンスの良さ、素敵な共演者、約二年振りの舞台…この上ない幸せを感じています。
いい作品を届けられる様、頑張ります。皆様、是非。
11月はシアターイーストへ。
ONEOR8（ワンオアエイト）新作公演
「さようならば、いざ」
作・演出： 田村孝裕
出演：
中村蒼
恩田隆一
冨田直美
和田ひろこ
伊藤俊輔
山口森広
小林美江
瓜生和成
永山智啓
片桐美穂
高畑裕太
公演日程：
北海道：道新ホール（NPO法人札幌えんかん）
2016/11/11（金）～12（土）
＊北海道公演は会員制となります。詳細は下記HPにてご確認ください。
東京：東京芸術劇場シアター イースト
2016/11/16（水）～23（水）
山形：米沢市市民文化会館
2016/11/26（土）
ＯＮＥＯＲ８(ﾜﾝｵｱｴｲﾄ) 公式HP
もう一つ補足ですが、
チケット予約は
高畑裕太所属事務所 石井光三オフィスのHPからでも行えます。宜しければ是非。そちらもどうぞ。
*公演情報、先行予約情報ご希望の方は、
石井光三オフィスＨＰ http://ishii-mitsuzo.com
「無料メール配信登録」（画面右上）から
『高畑裕太』を選択の上、ご登録お願いいたします。
そして、演出家蜷川幸雄さんの訃報…。
あまりにも唐突すぎて、未だに信じられません。
蜷川幸雄さんとは、直接のご対面は無く、演出された経験もありません。
唯一の繋がり…があるとしたら
蜷川幸雄さんは、僕が通っていた桐朋学園芸術短期大学の名誉学長でした。しかし、学校に顔を出して頂く機会は無く
僕が一目だけその姿を見たのは読売演劇大賞の授賞式に、登壇されていたそのお姿でした。
当時、大竹しのぶさんに支えられながらの挨拶でしたが
とても力強い言葉だった印象を、今も覚えています。
明確には定かではありませんが、一言。
「あの作品はね、つまらないんだよ。」
その言葉に、とても若い感性や、エナジーを感じました。
演劇を志して、5年程になりますが
正直な話、やはり蜷川幸雄さんの作品に出演するのは、ある種の夢でした。
日本の演劇界の中心、世界の中心点にもいる人の創り上げる舞台とは、どういったものなのだろうか。
残念ながら、その実態を拝む事なく夢は朽ちてしまいました。
正直な所、今感じている悔しさや、悲しさを僕が持ち抱いているのが不思議なんです。
だって会った事が無いのだから。
しかし、それ程、蜷川幸雄さんが日本の演劇界に与えた衝撃や、数々の栄光は、僕程度では所詮計り知れない程、大きなものなのだと思いました。
本当にお悔やみ申し上げます。
深く、深く、合掌させて頂きます。
僕は演劇の何が好きか。
僕は演劇の変化していく所、且つその根本に残っている普遍的なものが好きです。
これからの演劇も、きっとそうであるよう。