イケア新社長 相次ぐ商品回収の原因究明急ぐ考え

イケア新社長 相次ぐ商品回収の原因究明急ぐ考え
k10010650781_201608231403_201608231406.mp4
家具などを扱うイケア・ジャパンで商品の回収が相次いでいることについて、新しく就任したヘレン・フォン・ライス社長は「深刻に受け止めている」と述べ、原因の究明を急ぐ考えを示しました。
今月1日にイケア・ジャパンの新社長に就任したフォン・ライス社長は、23日に都内で記者会見し、ことし6月から先月にかけて自社が開発した、チョコレートおよそ72万個、乳幼児用の安全柵およそ2万5000個、それに調理器具セット合わせて28万セットで問題が見つかり、回収が相次いでいることについて「品質は最重要事項で、深刻に受け止めて消費者に真摯(しんし)に対応したい」と述べました。
そのうえでフォン・ライス社長は、いずれも海外のメーカーが製造したものだということを踏まえて「原因を調査しているが、本部のスウェーデンの安全管理の部署や商品の製造業者、日本の関係省庁や専門家と解決策を考えたい」と述べ、原因の究明を急ぐ考えを強調しました。
一方、イケア・ジャパンはこれまで全国にある8店舗を中心に商品を販売してきましたが、来年の8月までに、インターネット販売を始める方針を明らかにしました。