☆実力不足だったことは明白.
私は27歳のときに一方的に伴侶に捨てられました。
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私の離婚についての原因や経緯は詳しく申し上げません。
それは元伴侶の名誉にもかかわることですし、今さら語らずとも、今回の浮気と離婚のテーマは語れるからです。
多くの方々は離婚を前提とした結婚はしていないので、浮気や家出や、離婚の騒動が起こると凄まじいショックを受けます。
私は伴侶と離婚する想定はまったくありませんでした。
結婚したら、ともに白髪になるまで一緒だと信じていました。
それが離婚へと向かう崩壊のプロセスの中、ショックを受けた私は精神的におかしくなりました。
食事ができない、眠れないという悲惨な状態に陥りました。
全身からあらゆる欲が蒸発したようでした。
パン半分も食べられないのです。水分も同じ。睡眠もできない。
体が食べ物を受け付けないのです。
そういう状態になると、人は数日のうちに倒れるのです。
記憶は定かでないのですが、私は3日か4日後に倒れました。
病院で生まれて初めて点滴を打ちました。
ある意味、飲まず食わずの人間にとって、点滴というのは魔法のように人を元気にするものでした。
「こんなにも効果があるんだ」と驚きました。
やがてショック症状が緩和され、体が何とか動くようになりました。
でも、その後も食事の量はとれず、1ヶ月程度で60㎏近くあった私の体重は50㎏を切りました。
あばら骨がはっきり見えるほどの激やせでした。
私は無力でした。私にできることはお題目だけでした。
必死でお題目を唱えました。5か月半ほどで100万遍を唱えたのです。
当時の数々のおぞましい出来事は、今も、昨日のように覚えています。
こんな状態でも仕事を続け、毎日、必死に生きました。
けれど、結果は離婚。結婚生活は崩壊しました。
離婚に至った理由は“実力不足”なのです。
経済力もなく、魅力もない。伴侶を幸せにする考えもなく、具体的な夫としての責任感も欠如していました。好きだから結婚した・・
ただそれだけのこと。後は何もない。
要するに、お子様のママゴト結婚だったのです。
仕事と同じですよ。仕事ができる人は会社に認められ大事されますね。
けれど、仕事のできない人は職場でつらい立場に追いやられる。
家庭も同じです。実力者にならなければ幸福は得られない。
和楽も歓喜も安定も、全部が全部、自分の実力の成果なのです。
私は捨てられるしかない未熟者だったのです。
浮気はどうでしょうか。上記の方程式は当てはまるでしょうか。
私は同じと思います。捨てる人も悪いけれど、捨てられる人も悪い。
厳しいようですが、そう受け止めるしかない。
一切は自分の宿業であり、自分の未熟だから。
そう捉え、懺悔し、祈り、解決したのです。
つづく
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