「信じられない」。福岡県須恵町の民家で子ども4人が遺体で見つかり、母親(41)が1人に対する殺人容疑で逮捕された22日、地域住民らに衝撃が広がり、夏休み後の授業再開を25日に控えた学校側は対応に追われた。
「昨夜、家の方から『ギャー』という子どもの声が1回聞こえて、何かあったのかと気になっていたんだが」。近所に住む80代男性はこう話した。母親とは約2週間前に顔を合わせたが、変わった様子はなかったという。
地域住民は、死亡した4人のきょうだいは仲が良かったと口をそろえる。6年生の男児(12)は、亡くなった長男(10)が双子の妹を代わる代わるおんぶやだっこをしながら下校する姿を見たことがある。「人に好かれる優しい子だった」。娘が長男と同級生という母親は「夏休みが終わった後、学校は子どもたちにどう説明するのだろうか。影響が心配」と言葉少なだった。
3人が通っていた小学校を管轄する須恵町教育委員会は「虐待やいじめ、ネグレクトはつかんでいない」と発表。7月下旬に学校が母親と面談した際は、落ち着いた様子だったことも明らかにした。学校は今後、スクールカウンセラーを増員するなどして在校生の心のケアに当たる。
きょうだい4人の父親で容疑者の夫(39)は県警を通じ、「心身に大きな衝撃を受けています」とコメントした。
=2016/08/23付 西日本新聞朝刊=
西日本新聞社
最前線でアメリカの戦争を戦う女性たち
2011年、アメリカ軍では女性の戦闘参加は禁止されていましたが、この年、初の女性の特殊部隊がアフガニスタンの前線に派遣されました。地域住民と信頼関係を作り戦争を終結させるための試みでした。記者のゲイル・ゼマク・レモンが、軍務における長年のタプーを打ち破った特別な女性兵士の集団を描き出します。
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