「新しい人生を切り開きたい!そのために何か資格が欲しい!」、そんなあなた。とはいえ、多くの人が持っている資格はなんだかちょっと…という方は、人とは一味違う資格を目指してみませんか?しかもその資格が、自分の普段の仕事にも活かせればベストですよね。
というわけで、資格情報誌「稼げる資格」編集長を務める資格の専門家・乾喜一郎さんに、おすすめの資格をピックアップしてもらいました。
今回は、「交渉アナリスト」をご紹介。注目の理由から取得のためのポイント、永く稼げるためのコツまで、 一気にお教えします。
「交渉」の知識と実践技術が学べる資格。
お互いが満足できるノウハウが身につきます
だから稼げる!「稼げる資格」編集長の注目ポイント
「交渉学」の研究で有名なアメリカのハーバード大学とノースウェスタン大学。この資
格はこれらの大学の理論をベースに、日本の大学教授や研究者が協力してまとめたもの。「交渉」を、相手に強制的に言うことを聞かせるものではなく、双方が満足できるWin-Winの状態を実現するものと考えるのが特色です。ストレスを感じることも少なくない交渉の場面をポジティブなものに変えられる、多くの場面で有効な資格といえるでしょう。
どう稼ぐ?
交渉力はあらゆるビジネスシーンに必要な要素。交渉の多様な考え方を知ることにより、営業成績が上がる。コミュニケーション力やトラブル対応力がアップし、人間関係もスムーズに。社内の部門間や部署内の調整に活用できるほか、就職にも役立つ。
どう学ぶ?
2級は通信講座で学び、課題レポートを3回提出。交渉アナリスト補は、2級と同時並行で取得できる2日間の実技研修の受講が必要だ。1級取得には3年以上の実務経験が必要で、試験は、レポート提出後、ケース分析テストと面接がある。
どんな資格?
交渉の際に交渉担当者と関係者との利害関係を調整し、双方にメリットがあるような合意づくりを実行・指導できる能力を持つ人を認定する資格。交渉に関する知識と実践技術を修得する。資格は、2級、交渉アナリスト補、1級の3段階に分かれている。
主催団体
特定非営利活動法人 日本交渉協会
受験資格
年齢・学歴不問。1 級は知識課程と技術課程を修了し、かつビジネス交渉経験が3 年以上必要
目安となる取得期間
3 ヵ月~ 1 年
いかかでしたか?あなたにとって「交渉アナリスト」は、新しい人生を切り開けそうな資格でしたか?
更に、この資格を取得した人が実際にどう稼いでいるかを知りたい方は、現在発売中の『稼げる資格2016』に掲載されている活用実例インタビューをチェック!
乾 喜一郎(いぬい きいちろう)
医療や会計の定番国家資格から、知る人ぞ知る手に職系資格まで、600以上の資格に精通する、資格専門誌「稼げる資格」編集長。
また、就職・転職・進学など、20年以上にわたって一貫してキャリアに関する分野に関わり、これまで記事で取り扱ったライフヒストリーは4000例以上にのぼるため、資格取得後の活用法にも知見が深い。
文部科学省「社会人学び直しプログラム委員会」委員。
GCDF-Japanキャリアカウンセラー資格取得。
構成/文 ケイマナニュース!編集部
※この記事は2016年2月時点での情報を基に作成しています。