堺謙一郎
2016年8月23日07時29分
福岡県大牟田市で22日未明、炭鉱電車(電気機関車)4両を三井三池炭鉱三川坑跡まで移動する「引っ越し大作戦」があった。大型トレーラーでの輸送はインターネット中継され、沿道の市民らはキャップランプ姿で通過を見守った。
市民から「炭鉱電車」の愛称で親しまれてきた三池炭鉱専用鉄道は、鉄道敷跡の一部が世界文化遺産に登録されている。
4両は炭鉱閉山時に市が会社から譲り受けた車両で、①国内で現存最古級の1908(明治41)年米国製15トン級②11(明治44)年ドイツ製20トン級③国産最古級の15(大正4)年製20トン級④36(昭和11)年国産45トン級。三井系企業用地を借りて保管され、市民には年1回の公開程度だった。
4両は、同市合成町の車両置き…
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朝日新聞社会部
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