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【芸能・社会】

キムタクがハワイから帰国 解散発表後、初めて報道陣の前に

2016年8月23日 紙面から

 解散を表明したSMAPの木村拓哉(43)が22日夜、休暇先のハワイから成田空港に帰国した。SMAPの解散発表後、メンバーが報道陣の前に姿を見せるのは木村が初めてとあって、空港内には約100人の報道陣が待ち構えた。

 ハットにサングラス、ラフな服装で到着ゲートに姿を見せた木村は「おつかれさまです」と報道陣に声をかけられ、女性ファンからは「かっこいい」と黄色い歓声が飛んだが、笑顔を見せず、無言で立ち去った。

 その後、到着ロビーに姿を見せ、報道陣から「ファンにひとこと」と質問が飛ぶと、一度は立ち去ろうとしたが、立ち止まり、「心配かけて申し訳ありませんでした」と一礼した。

 迎えの車に乗り込む際には、再び報道陣に対応。解散について聞かれると、「急な話の流れだったので、ファンを驚かせてしまったと思いますし、すごくごめんなさい」と改めてファンに謝罪。ほかのメンバーに対しては、「ずっと一緒にやって来たメンバーなので。やってこれたという事実は事実なので…」と困惑気味だった。

◆「気持ち変わらず」

 「解散に納得してるか」と聞かれると、「ファンのみなさんが一番納得していないと思います」とファンへの気遣いをみせた。自身の気持ちについては、「納得というより、去年の末から今回の騒動に至るまで、自分の気持ちは変わっていないので…」と言葉を選びながら胸中を吐露。関係者に制止されて車に乗り込み、空港を後にした。

 木村は今年1月の解散騒動では、ただ1人、ジャニーズ事務所への残留を決意。グループ活動継続へメンバーと事務所の調整役を務めた。今回の解散でも「一貫してグループ活動に積極的だった」(関係者)とされている。

 「活動休止」という結論が出たことで今月初旬から家族とハワイで休暇を過ごしていたが、今月10日、他のメンバーからの「休止するより解散したい」との申し入れがあり、一転「解散」が決定。木村はハワイで、そのことを知らされたという。14日未明に発表された公式コメントと19日のラジオ番組では「情けない結果」などと無念さをにじませていた。

 一方で、大事な決断の場にいなかったことにさまざまな臆測が飛び交い、いつ帰国するのか、何を語るのかが注目を集めていた。

 

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