任天堂は22日、過半数を保有していた米大リーグ・シアトルマリナーズ運営会社の株式について、10%の保有分を残して6億6100万ドル(約660億円)で地元の既存出資者に売却したと発表した。任天堂は1992年から24年間続いた筆頭オーナーから外れる。
マリナーズの最高経営責任者(CEO)、ハワード・リンカーン氏が退任の意向を示したため、球団が地元にとどまることなどを条件に売却の方針を固め、交渉を開始していた。現地時間の20日までに大リーグのオーナー会議の承認を受け、正式な売却の手続きが完了したという。
売却益は特別利益として計上する見通しだが、業績への影響は精査中。任天堂は「ビジネスの拡大に活用したい」(広報室)としており、スーパーマリオのアニメ映画といった映像事業や、新型ゲーム機の開発などに振り向けるとみられる。
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