「只見線」版が誕生…福島・金山町の住民が実現
人気スナック菓子「うまい棒」に福島県会津若松市と新潟県魚沼市を結ぶJR只見線バージョンが誕生した。福島県金山町の沿線住民が、赤字路線の利用促進につなげようと販売会社に掛け合って実現した。
只見線は車窓からの紅葉や雪景色が美しく、海外の観光客も訪れる一方、過疎化などで地元客は減少。5年前の新潟・福島豪雨で橋が流され一部区間が不通になったまま、金山町では代替バスが走っている。
5種類ある味は、袋を開けてからのお楽しみ。限定生産して町内の祭りやイベントで配るといい、住民は「橋が復旧して、うまい棒のように親しまれる只見線に戻って」と願いを込める。【岸慶太】