小池都知事 東京五輪は「都民が納得できる大会に」

小池都知事 東京五輪は「都民が納得できる大会に」
オリンピック視察などのためにリオデジャネイロを訪れている東京都の小池知事は現地で総括会見を行い、「猛烈なスピードで正すところは正して、都民が納得できる大会にしたい」と述べ、4年後の東京大会に向けて、真っ先に大会の準備・運営費が適正かどうかをチェックする考えを示しました。
小池知事は、今回、リオデジャネイロでパエス市長と会談してオリンピック会場を視察したあと、閉会式で開催都市の代表がオリンピック旗を引き継ぐセレモニーに参加しました。
小池知事は22日、現地でのすべての公務を終えたあと記者会見し、「仮設の競技会場の再利用や選手や観客がスムーズに移動できるオリンピックレーンの活用などを見て学ぶことができ、大変有意義だった」と述べ、今回の視察を総括しました。
そのうえで、「大会の準備・運営費がどれぐらいかかって、どこを削ることができるのかがまだわかっていない。東京大会を成功に導くためにも猛烈なスピードで正すところは正し、都民が納得できる大会にしたい」と述べ、4年後に向けて、真っ先に、大会の予算が適正かどうかをチェックする考えを示しました。
小池知事は日本時間の24日に帰国し、オリンピック旗の歓迎セレモニーに出席する予定です。