終戦前日の1945年8月14日に大阪市都島区の旧国鉄京橋駅へ1トン爆弾が落とされ、多くの人が犠牲になってから71年目の14日、現地の京橋駅空襲被災者慰霊塔前で、慰霊祭が営まれた。遺族や市民が参列し、犠牲者の冥福を祈った。
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空襲被災者の冥福を祈り、焼香する子どもたち=14日午前、大阪市都島区の京橋駅南口 |
京橋駅空襲被災者慰霊祭世話人会の寺西忠幸会長やJR京橋駅の渡辺弘幸駅長をはじめ、市立聖賢小学校の児童も参列。児童たちは「次の世代に戦争の悲惨さと平和の尊さを伝えていく」と作文を読み上げた。寺西会長は「戦争体験者だけでなく戦争を知らない世代が参列し、浄財も増えている。語り継ぐ人が増えることは供養につながる」と話した。
慰霊祭世話人会によると、当時の京橋駅付近は一瞬のうちに焦土と化した。駅舎は吹き飛び、線路は「アメ」のように曲がり、付近の民家や工場も大打撃を受けた。この惨事によって亡くなった人は二百数十人とされているが、実際の犠牲者は500人とも600人とも言われている。
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