終戦から71年となった15日、小中高生が平和の尊さについて考えるフォーラムが高知市の国民宿舎で開かれた。広島市出身で被爆2世のピーターソンひろみさん(67)が講演し、「平和のために何ができるかを考え、一人一人が行動に移してほしい」と訴えた。
主に高知県内の小中高生計18人が参加。「現代は平和と言えるか」との問いには大半が「言えない」と答えた。その上で「人の気持ちを考えて行動しよう」「差別を無くそう」などと意見を交わした。
ひろみさんは、オバマ米大統領が学んだハワイ・ホノルルの「プナホウ学園」で長年日本語を教えた。